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「梅」は元来、薬のように重宝され、「松竹梅」という言葉でも表されているとおり、縁起が良い物としても古くから知られています。ところで、皆さんは「申年の梅」という言葉はご存知でしょうか。これは、申年の梅は特に縁起が良いということをあらわしています。平安時代、疫病に苦しんでいる人々を救った村上天皇が使ったもの、そしてご自身が病で倒れた時に重宝されたもの、それが「梅」であり、疫病や、ご自身の病気があった時が「申年」であったというところから、「申年の梅は、特に縁起が良い」とされています。
来年は「申年」!ということで、年が明ける前に、ご当地の厳選した梅にまつわる商品をチェックしておきましょう!
【和歌山】紀州の梅を使った贅沢なお茶漬け
まずご紹介するのは、和歌山県勝喜梅の「梅干専門店の贅沢茶漬け 紀州南高梅添え」。勝喜梅の梅干しは、和歌山では知らない人はいないという程、上質でおいしい紀州南高梅のブランド。特にその中でもご飯に合う「甘仕立」を使い、出汁にもこだわりがあり、美味しくない訳がないというくらいの贅沢なお茶漬けです。
【山形】透き通る美しさ、もはや芸術の梅菓子
透明の琥珀色をしたこちらのお菓子は、山形県乃し梅本舗佐藤屋の「乃し梅」。実は梅の生産が多い山形で伝統的に作られている佐藤屋の乃し梅は、爽やかな香りと、しつこくない甘みのバランスが良く、ついつい食べ過ぎてしまうほど。乃し梅の包みも粋を感じます。
【福岡】さらに縁起が良くなりそうな梅干
こちらは、福岡県太宰府天満宮境内の一番奥の茶店「茶房きくち」で販売されている梅干「飛梅漬」。塩分がしっかりときいた梅干は、袋に詰めておくと塩が浮き上がってきます。塩分の効いた梅干はパンチがありますが、「申年の梅」で、太宰府天満宮の梅干を頂くというのは、なんとも縁起が良くなりそうですよね!
※掲載情報は 2015/12/14 時点のものとなります。
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