記事詳細
紹介している商品
アイディア次第でギフトの幅が広がる
皆様は「ポーセラーツ」という言葉をご存知でしょうか?アルファベットではPorcelartsと表記され、「Porcelain(磁器)」と、「Art(芸術)」を組みせた造語です。真っ白な磁器にさまざまな転写紙を貼り、電気炉で転写紙を焼付けることで、世界で一つだけのオリジナル食器や小物が作れるというものです。最近では人気のお稽古としても注目されています。
私がポーセラーツに出会ったきっかけは、江戸切子のグラスの手作り体験へ行ったという友人でした。彼女が見せてくれた「世界に一つだけのオリジナル」という特別さに惹かれ、私も手作りの食器を作ってみたいと思い、手軽に出来る体験レッスンを探す中で一目惚れしたのがポーセラーツでした。今は様々な教室がありますが、私は東京・銀座にある「Embellir Ginza ~アンベリールギンザ~」でレッスンを受けました。
教室は、実に様々な方がいらっしゃっていて、20代~60代の方まで参加されていました。実際にやってみるとわかるのですが、大体完成まで2時間程度、絵付けしているその時間は、非常に集中力が高まり、有意義な時間を体験できます。
ポーセラーツを使うシーンとしては、イニシャルや数字を入れることも出来るのでご自身の記念日、出産のお祝い、結婚式でのギフト(ウェルカムボード)等、アイディア次第で無限大に広がっていきます。友人を招いてホームパーティーを開き、オリジナルの食器でもてなすのも素敵ですね。
私は年末年始ということもあり、御節に使えるお重&お扇皿、スイーツ用のお皿&フォークに挑戦してみました。柄を選ぶのは自分自身になるので、それぞれのカラーが磁器に反映されるのが非常に楽しい瞬間です。違うサイトにはなりますが、転写シートを購入して挑戦することも可能です。
これから年末年始を迎えて慌しい季節にはなりますが、そんな時こそポーセラーツのように何かに没頭し、一つの作品を作る時間はとても貴重です。誰かのために、その方を想って物を購入して差し上げるというシーンも大事ですが、作って差し上げるという行為もまた素晴らしいものです。
転写紙を貼るだけで簡単にオリジナルの食器が作れるポーセラーツ。皆様も、是非機会があれば挑戦されてはいかがでしょうか?
embellir ginza
http://porcelarts.co.jp/
※掲載情報は 2015/11/29 時点のものとなります。
- 5
キュレーター情報
ExecutiveAssistant
矢野茉莉子
人と関わることが大好きで、日本古来のおもてなしが実現できる百貨店へ新卒で入社。
目の前の人に真心を込めて向き合える仕事を追求し、教育機関での経営サポート・新店舗開発を経て、社長秘書として2013年にヒューゴボスジャパン株式会社へ入社。
2015年からはスタッフ教育を行うトレーナーも兼務。
ヒューゴボスは、1924年にドイツで創業し、世界130ヶ国で展開するアパレル企業です。日本では表参道や六本木、心斎橋での路面店をはじめ、国内50店舗を展開中。クラシックかつモダンなビジネスウェア、エレガントなイブニング、リラックスしたカジュアル・ファッションから、シューズやレザーアクセサリー、ライセンス生産のフレグランス、時計に至るまで、幅広い製品を展開しています。
2014年度には、繊研新聞より百貨店バイヤーズ賞ベストセラー賞を受賞。