「ちょっとすごいコーヒー」という名前のコーヒー

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ネーミングで惹かれた至福のコーヒー

「ちょっとすごいコーヒー」という名前のコーヒー

まず惹かれたのはそのネーミングである。「ちょっとすごいコーヒーあります!」
 
だいぶ気になってしまった。もう少し話を聞いてみたい、味をみてみたいと思った。
 
深煎りの味わい深いコーヒーはコクがありそして嫌な苦みや酸味がない。最近はやりのコーヒーとはちょっと違いどこか野性味あふれているのである。
 
聞けばこの「ちょっとすごいコーヒー」、中南米はエクアドルの生態系豊かな森の中、アグロ・フォレストリーシステム(森林栽培)と言う栽培方法で育てられているそうだ。バナナやアボカドとともにジャングルの中で、無農薬で育てられているとのこと。
 
そんな「ちょっとすごいコーヒー」の育ち話を聞くとよけいに気になってしまうこのコーヒー。エドムンドさんと言う方がエクアドルで森林を守るために山を切り開かなくてすむ農法を実践しているのだとか。
 
ストーリーがあるコーヒーに魅力を感じ、日本に輸入しているのが千葉は松戸にある有限会社スローの小澤さんである。無農薬のコーヒー豆を丁寧に松戸で焙煎している。そして近頃は太陽光発電で焙煎を行おうとしているからやはりただ者ではない。
 
これからの季節、イタリアンやフレンチなど少し重めの食事の後におすすめである。日本からはるか離れたエクアドルの山奥でエドムンドさんたちが丁寧に育てたコーヒーを松戸の小澤さん率いる有限会社スローの方々が焙煎する。そんな味わい深いコーヒーを朝食のおり、そして食事の後に飲めたら会話も弾み、世界がもっと身近に感じるのではないだろうか。
あの人への贈答品に。
 
そして自分のために。
 
「ちょっとすごいコーヒー」はいかがでしょうか。

「ちょっとすごいコーヒー」という名前のコーヒー

またカフェインの摂取をさけたいと言う方には同じスローコーヒーが開発、販売している。「デカフェ」がおすすめである。カフェインレスとは思えない味の広がりを楽しめる。

 

スローコーヒーの様々な商品も魅力的だが、なんと言ってもそんな「ちょっとすごいコーヒー」を扱う方々、小澤社長を筆頭にみな面白い。

 

都内をはじめ様々な所で試飲販売や出店をされているのでぜひ会って頂き購入することもおすすめしたい。顔が見える逸品である。

 

※掲載情報は 2015/11/24 時点のものとなります。

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キュレーター情報

メタ・バラッツ

鎌倉「アナン」三代目

メタ・バラッツ

1984年、鎌倉生まれ。
南インド・ニルギリの高校GSIS(Good Shephered Int’l School)を卒業し、スイス・ジュネーブのCollege du Lemanにてケンブリッジ大学のA Levelを獲得。その後、スペインに留学して経営学と料理を学び、帰国。アナン(株)にて新商品開発やネーミング・新規事業の改革等に携わりながら、北インド・グジャラート出身である父アナン・メタの元で、アーユルヴェーダを基にした料理を実践している。旬の野菜をテーマにしたカフェ「移動チャイ屋」を立ち上げ、出張料理を精力的に展開中。

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