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美味しさのために真面目につくられたものは美しい
宮城県のベイサイドリゾートにあったカフェレストラン「サンタフェ」の生チョコレートケーキはベルギー産の最高級クーベルチュールを使い通常のチョコレートケーキの2倍近くもチョコレートを使用している。当然ながら人気を呼び地元から愛されていた、が、しかし先の大震災の大津波によりベイサイドの店も自宅もすべてを失ってしまう。だが奇跡的にもオーナーご夫妻は一命をとりとめた。そしてこれまた奇跡的に無傷で残ったケーキのショーケースに運命を感じ再起を決意。家族がいる神奈川県川崎市にてそのショーケースと共に洋菓子店「SWEETS STORY(スイーツストーリー)」をオープンさせた。
これぞ本当の”愛のレシピ”
サンタフェとは違うこぢんまりとしたスイーツのテイクアウト専門店は、苦難を乗り越えたご夫妻が手づくりで生み出す、優しさとおいしさのスイーツに満ち溢れている。チョコレートケーキに「あなたへ愛」と題し店頭ではカット売り。大人でも楽しめるようにと素材にこだわりベルギー産クーベルチュールビターをふんだんに使い、高級ブランデーを使用し芳醇な香りと美味しさが口いっぱいに幸せが広がる。うん、これぞ本当に"愛"の成せるおいしさである。ホールのチョコレートケーキは「Tiara」の称し、ギフトの王様の風格もある。
※掲載情報は 2014/11/21 時点のものとなります。
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キュレーター情報
グルメプロデューサー、グルメブロガー
スイーツ番長
強面のルックスとスイーツのギャップ、そのライフスタイル、そして見識の深さ、個性的な文体と美しい写真による独自のスイーツ評が耳目を集め、テレビ、ラジオ、新聞雑誌、WEBコンテンツ、ソーシャルメディアなどでも活躍するほか、スイーツ&グルメなどのプロデュース、催事、イベント等も精力的に展開する傍ら、テレビコマーシャルなどにも出演。世界最大級の女子会と呼ばれる日本女子博覧会グルメ&スイーツプロデューサーに就任し博覧会イベントなどを積極的に展開している。
著書に「男のパフェ」(日本出版社)、「スイーツ番長の至高の10大スイーツ」(東京書籍)、「手みやげスイーツ100選」(東京地図出版)。TSUTAYA.com eBOOKs「ガチで美味しいパンケーキBest34 首都圏版」では自ら電子書籍の編集人も負う。
フードキュレーター協会代表、2014年にグルメブログのインフルエンサーユニット「たべあるキング」を旗揚げし主宰を務める。
