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手作り米こうじ 甘味噌 ちゃうす。チーズにも合います！
日本人の食生活の中の発酵食品の代表といえる味噌。かつてはどの家庭でも自家製味噌を造っていたのではないでしょうか？現代では味噌は購入するのが当たり前の生活となってしまいました。毎日食するものだから、手造り味噌にこだわりたいとも思いますよね。
かねてより同じ発酵食品であるチーズにお味噌は合うのでは？と思っていて、特にゴーダチーズのようなセミハードタイプのチーズは、塩気もおだやかなのでお味噌に合わせてみたいと思っていました。
そんな和風チーズアレンジを可能にするぴったりの味噌を那須高原で発見しました。
先日、那須高原のチーズ工房 今牧場（http://www.cheesekobo.com/）さんを訪れた際に、同じ地元の食材を扱うお店としてご紹介いただいたのが、蔵楽（くらら）さん。
2013年にオープンした手造り味噌のお店。自然食品や栃木の地酒も取り扱っています。那須雄の味噌と名付けられ、米麹、麦麹といろいろな種類のお味噌を造っていらっしゃいますが その中でも、米麹の甘みそ「ちゃうす」にチーズとのマリアージュのポテンシャルを感じました。
米麹を使うと、味噌に甘さと旨みのある優しい味になるそうで、その味噌を甘口に仕上げたのが、この「ちゃうす」。
「チーズのお供にもよさそうですね」 と 店主猪口さんに伺うと「今牧場さんのセミハードタイプにおすすめです」と即答。
早速 この甘みそを今牧場さんのリンドウにつけていただいてみました。
チーズも味噌も塩気はあるので、より引き出されるのかと思っていましたが、実際に一緒に口の中に入れると、塩気よりも甘味が増し、チーズの旨みもぐっと引き立ちます！何とも言えない味わいに、思わず「美味しい」の一言。
新たなベストマッチ発見でした。
お味噌そのものも、店主がひとつひとつ丁寧に造っていて、その熱意が伝わってきます。また、出来上がったお味噌のお品書きは、奥様が一つ一つ手書きで書いていらして、ステキなパッケージにも志を感じて感動しました。
訪れる価値のある、那須高原のこだわりの食材をそろえたお店です。
※掲載情報は 2015/11/13 時点のものとなります。
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キュレーター情報
チーズ＆ワインナビゲーター
山田好美
フランスチーズ鑑評騎士／チーズプロフェッショナル。シニアワインエキスパート／上級ドイツワインケナー。フランス愛好家。英仏語講師として活動する中で現地のワイナリー、チーズ生産者を訪れるようになりより確実な知識をと資格取得。現在恵比寿のレコール・デュ・ヴァンにてチーズ講師として初心者から資格を目指している方のお手伝いをしています。またチーズプロフェッショナル協会 チーズ検定講師 ソムリエ協会 ワイン検定講師として 検定を通して幅広い年代の方々へ チーズ＆ワインのある豊かな食生活を広めております。近年は国内の生産者にも目を向け ヨーロッパに負けないチーズ＆ワインを応援しています。
