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「卵は作品」。こんなお題目の薀蓄の紙が、卵の箱にはいっています。卵が作品!?それだけ見ても、いかにこだわって作っているのか想像できます。
食べてみると、甘味があってコクもある。たしかにおいしい。鶏の栄養や卵の味に片寄りをなくすために、篠原養鶏場では、多種類の飼料を与えているそうです。糖質だけでも大麦、小麦、とうもろこし、コメ、蕎麦。さらにふすまや米糠、そうこうなど。そして魚介類と海藻や昆布などでバランス良い味に仕上げ、臭みを取るためのパプリカやターメリックまで。まるで料理を作るみたいですね。全て天然飼料です。
そもそもパッケージの「幻の卵」の文字が、見せますね。なかなかこのネーミング、つけるのに勇気がいるし、自信がないとつけられませんよね。
個性的なのはホームページも
ホームページを見ると、これまたどこかの研究所団体などのホームぺージみたいです。薀蓄に溢れています。中でも面白いのが「卵の季節感」など。一般的に意識されていないことまで薀蓄がのっていて、卵への並々ならぬ愛情を感じる個性的なホームページ。
やっぱり楊枝が立ちました
黄身の色は、季節やエサの配合によって変わります。
「元気の良い卵は、楊枝が倒れない」と言われますが、本当なのでしょうか?急にやってみたくなり、挑戦! ゆっくり刺してみると……。あらら、本当に無理なく立ちました。
食べても感じますが、黄身の密度が濃いような、栄養がギッシリ詰っているような、そんなイメージです。卵篠原養鶏場では、生卵でおいしいかどうかに注目し、「生卵」で食べることこだわっています。卵かけご飯は卵好きには永遠のアイドルですね!
※掲載情報は 2015/11/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
(株)トータルフード代表/トータルフードプロデューサー
小倉朋子
(株)トータルフード代表取締役/亜細亜大学講師/「食輝塾」主宰/日本箸文化協会代表/農水省関東農政局食育推進ネットワーク幹事/ジャパンビアソムリエ協会マナー顧問/(社)エチケット・マナー協会理事
来世も再来世も食の仕事を!生粋の食マニア。トレンド、食文化、お取り寄せ、マナー、ダイエット、食育、伝統食…専門は広く、多角的に食の提案しています。どんなメニューも可能、店舗、食品関連のメニュー開発から一連のフードプロデュース多数。世界の食事マナーと食を総合的に学び生き方を整える「食輝塾」主宰。20年近く一度も同じ内容せず毎月開催を更新中!
●メディア
NHKラジオ番組3年以上レギュラー講師、日テレ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「芸能人格付けチェック」、はなまるマーケットなど出演、新聞、雑誌連載
●著書
『私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない』(文響社)、『世界一美しい食べ方のマナー』(高橋書店)、『愛される「ひとり店」の作り方』(草思社)、『「いただきます」を忘れた日本人』(アスキー新書)、『グルメ以前の食車マナーの常識』(講談社)ほか、ベストセラー多数