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口に入れるとローズの華やかな香りが広がるチョコレート
1920年創業、スペイン最大のチョコレート原材料製造会社「Nederland」をマザーカンパニーとするCACAO SAMPAKA(カカオサンパカ)が送り出す逸品「ラジョラス」。チョコレートの世界が凝縮された、フラットな厚さ5mm。好きな大きさに割り、口の温度でゆっくり溶ける程よい厚みに計算された板チョコレートだ。
中でも注目したいのが、バルセロナ本店で一番人気の「ロサス イ フレサス(バラ&いちご)」。天然のバラの香りとドライストロベリーを練りこんだ、カカオバター30%のホワイトチョコレート。白とピンクの可愛らしい外観にキュンとさせられる。
口に入れるとローズの華やかなアロマがふわ~っと広がり、ストロベリーミルクのキュートな味わいの中にサクサクとした食感。実を言うと、バラの香りは好きだけど、口に入れる物から香るのは抵抗があった。ラジョラスは、この概念を一口で覆してくれたのだ。決して主張しすぎることはなく、ほのかに香るバラっぷりがちょうど良い。この上なく繊細で、洗練された味わいだ。
ただ甘い物を食べたいわけじゃない、疲れた脳や心にご褒美をあげたい時もある。ラジョラスの「ロサス イ フレサス」なら、疲れた心を溶きほどき、瞬間乙女モードになれる。
カカオサンパカのラジョラスは全30種類。ロン(ラム酒風味のダークチョコレート)、カラメロ(キャラメルフレーク入り)、サル デ イビサ(イビザ島の塩入り)、ピミエンタハマイカ(ジャマイカンペッパー)など、他のラインナップも魅力的だ。
大人のギフトなら、甘くなりすぎないのが良い。ラジョラスのパッケージは黒ベースに白リボン、乙女モードの中身に反したクールなデザインだ。2枚セットにするとボックスに入れてくれるので、セットで贈るのもオススメ。さぁ、あなたはどのラジョラスを選ぶ?
※掲載情報は 2015/10/29 時点のものとなります。
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キュレーター情報
スペイン料理研究家
加瀬まなみ
埼玉県熊谷市出身、料理研究家。得意分野はスペイン料理の簡単手軽なアレンジレシピと、ワインにあわせたマリアージュ提案。
TV・イベント出演、撮影監修、レシピ開発、商品コンサルの他、オールアバウト『スペイングルメ』ガイド、家ワインコラム『すっぴんワイン』など執筆活動も行う。
著書『フライパンひとつで作る絶品パエリア』、『5分でできた!』シリーズ全7冊、『2ステップレシピ』ほか。