タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.8

タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.8

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タイ食材の魅力を余すこと無く発揮するレストラン

タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.8

2日目の夜に訪れたのは、「sala rattanakosin」というレストラン。エリアは全長46メートル、高さ15メートルにも及ぶ巨大な寝釈迦像が鎮座している、バンコクの観光名所としても知られている「ワットポー」のすぐ近く。

タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.8
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これぞバンコクと言えるような雑居ビルの間を抜け、川沿いにある建物に入っている「sala」は、タイ国内でハイクラスなライフスタイルを提案する雑誌「THAILAND TATLER」が選ぶ「BEST RESTAURANT 2015」も受賞をしています。

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建物に入ってまず目に入るのは、川を挟んで正面に建つ三島由紀夫の小説タイトルにもなった「暁の寺」。全面ガラスになっており、ライトアップされている暁の寺を眺めながら食事ができる最高のロケーションです。


店内の明かりは暗めに設定してあり、テーブルにダウンライトが当たるようになっています。夜景を楽しみつつ、手元の料理は照らされる仕掛けが心憎い。

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席についてもこの窓から見える夜景にキュレーターもしばし時を忘れたかのように呆然。それくらいのインパクトがこのお店にはあります。

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一皿目は、こちら。ミンチされた豚肉、炒り米、タイのたまねぎ「ホームデン」等が混ぜられたものに、ライムのドレッシングで味付けがされています。一口サイズで非常に食べやすいのと、パリッと揚がっている皮の食感が心地よい一皿。好みで添えられている唐辛子を入れて辛味が調整できるのも好評でした。

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こちらは、細切りにされた鶏の胸肉にポーチドエッグを乗せたものに、ココナッツと赤唐辛子のペーストで味付けされ、レモングラス、ミント、コリアンダー、カシューナッツのドレッシングがかけられた一皿。タイの食材といえばハーブという人がいるくらい、ハーブが身近にあるタイならではの一皿で、複雑な味わいの中にも程よい辛味が後に残ります。

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3皿目は皆様もご存知の「トム・ヤム・クン」。中には手長海老、マッシュルーム等のおなじみの食材のほかにも、レモングラスやコブミカンなども入っており、しっかりとした辛さがありますが、その後に来る酸味の爽やかさが好評で、あっという間に空になる一皿でした。

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次は、鯛を揚げたものをバター、にんにくそして唐辛子で味付けを行い、たまねぎと胡椒、そしてコリアンダーでさらにソテーをした一皿。魚の火入れ状態も良く、香りと食感のバランスが非常に良い。

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こちらは、4時間ローストした鴨が入ったレッドカレー。ライチとココナッツソースがかかり優しい味わいを醸し出します。ソースを混ぜて食べたり、そのまま食べたりと味のアクセントを少し変えることができることもキュレーターには好評でした。

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6皿目はソフトシェルクラブの炒め物。イエローカレーパウダーで炒められてあり、ホワイトオニオン、ココナッツミルク、そしてセロリも入っていて辛味と甘みも感じられる素晴らしい一皿。

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スイーツはまずアイスクリーム。レモングラス、タイミルクティー、そしてココナッツの3種類。それぞれの特性が出ていて、特に女性の喜びを誘っていましたが、特に評価が高かったのはタイミルクティーのアイスクリーム。味わいがとても濃いのですが、しつこくは一切なく不思議と口に運べてしまう魅惑のスイーツでした。

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最後の一皿は、前日の夜にも頂いた、マンゴーとカオニャオ、そしてココナッツミルクの組み合わせ。ここまでくると参加者はさすがにお腹に入らない様子を見せていましたが、この組み合わせを見るとついつい口に運んでしまいます。マンゴー、カオニャオ、ココナッツミルク、これを一口で食べると口の中に広がる優しい甘みには虜になります。

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舌鼓を打つ料理の前で会話にも花が咲き、今宵もゆったりとした時間が過ぎていきます。

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最後は、レストランのマネージャーにもお話を色々お伺いしました。


この建物、実はホテルにもなっていて、17部屋とこの「sala」レストランとなっています。ホテルに関してはこのバンコク以外にもアユタヤや、チェンマイにもあります。


レストランのコンセプトは、「美味しい」という部分は基本として、「simple food」と「modern」。そして、「traditional」という言葉も大事にしているそうです。ゲストに対する細かい配慮も行き届いていましたし、料理一皿一皿のクオリティは非常に満足感が高く、そのうえ「暁の寺」が正面に見える最高のロケーション。天気がよければルーフトップや、テラスでの食事も可能。けっして目立つような店構えではないですが、一度体験するとまた行きたくなる、教えたくなる、そんな素晴らしい体験ができるレストランでした。

 

「sala rattanakosin bangkok」
39 maharat road, rattanakosin island bangkok, thailand

 

この続きは「タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.9」でご紹介します。

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他のタイ食材現地ツアーの模様はこちら!

※掲載情報は 2015/10/29 時点のものとなります。

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