記事詳細
ワインの新酒と言えば、毎年11月の第三木曜日に解禁されるフランス・ブルゴーニュ地方の“ボジョレー・ヌーボー”を思い浮かべる人が多いと思いますが、その前に国産ワインの解禁日もチェックしておきましょう。代表的産地の山梨県産ワインは11月3日、宮崎県産ワインは10月17日に解禁されます。ここではそんな新酒ワインに合わせたい個性豊かなチーズを揃えました。解禁日に備えて、今から準備を進めてみてはいかがでしょう。
1:濃厚かつ上品!クリーミーでクセのないNo.1カマンベール
軽い味わいを楽しむ新酒ワインには、クセのない白カビチーズが合うとされています。白カビチーズの代表であるカマンベールチーズから、料理研究家の荻山さんイチオシがこちら。静岡県御殿場の『手作り工房 時之栖』が揃える200種のチーズで人気NO.1の「カマンベールチーズディップ」です。濃厚かつ上品でクリーミーな味わいは、パンや野菜にたっぷりとつけて召し上がれ!
2:本場イタリアの正しい作り方を徹底した北海道産モッツァレラ
新酒ワインの香りを楽しみたいなら、熟成させていないフレッシュタイプのチーズと合わせてみて。その代表であるモッツァレラチーズを紹介してくれたのは、料理コーディネーターの売間さん。一口食べた瞬間に衝撃を受けたというのが、イタリアタイプのチーズを手掛ける『白糖酪恵舎』の「モッツァレラ」。ふんわりともっちり柔らかくジューシーな食感にミルキーな香りが格別なチーズは、フレッシュな香りの新酒ワインにもぴったりです。
3:北海道牛乳の品質に魅せられたイタリア人職人のモッツァレラ
同じくモッツァレラをもうひとつご紹介しましょう。イタリア料理店オーナーシェフの堀川さんのイチオシが、北海道牛乳の品質の良さに目をつけたイタリアのチーズ職人が作る『Fattoria Bio Hokkaido(ファットリア ビオ 北海道)』の「モッツァレラチーズ」です。プリプリとした楽しい食感の中から溢れるミルクの風味に甘味をまとうチーズが堪能できるよう、シンプルな料理で味わうのがおすすめです。
4:噛むほどに西京味噌の味わいがマッチする珍味クリームチーズ
モッツァレラと同じフレッシュタイプのチーズにクリームチーズがあります。エッセイストの京子スペクターさんが銀座の和食店『懐食みちば』出会った、珍しいクリームチーズが「チーズ西京焼き」。西京味噌に5日間つけ込んだというクリームチーズは、噛み締めるほどに味噌とチーズの味わいが絶妙に混ざり合うのだそう。名店の味が気軽に楽しめることから、おみやげとしても人気を集めています。
5:グリルで表面を焼いて食べる、歯ごたえが独特なハルミチーズ
白カビ、フレッシュに続き、新酒ワインに良く合うのがセミハードタイプのチーズ。郷土料理研究家の青木さんお気に入りのセミハードチーズが、キプロス原産の食材として有名な「ハルミチーズ」です。羊乳または羊乳と山羊乳のミックスで作られる地中海料理にかかせないチーズで、グリルで表面を色つく程度に焼くのが定番。焼いても溶けず、キュッキュッという独特な噛みごたえがクセになるのだとか。
6:ゆっくりちびちびと堪能したい!和歌山の極上アレンジチーズ
一般的に重めや甘口のワインがマッチすると言われているブルーチーズですが、和歌山への地元愛とアイディアの詰まったアレンジチーズ「ブルー・アッラ・カネッラ」はチェックしておいて損はありませんよ。北イタリアの青かびチーズをベースに、和歌山名産の梅酒や肉桂(ニッキ)で仕上げました。チーズに精通する梶田さん曰く、和食コースのデザート代わりになるという逸品を、新酒とともにちびちびと堪能してみてはいかがでしょう。
7:国際コンクールで最高位受賞!世界を驚かせた国産ブルーチーズ
最後にご紹介したいのは、チーズのプロ・山田さんが世界三大ブルーチーズにも勝ると太鼓判を押す、長野県の『Atelier de Fromage (アトリエ・ド・フロマージュ)』の「ブルーチーズ」です。2015年6月に行われた国際コンクール“モンデュアル・ド・フロマージュ”で最高位であるスーパーゴールドを受賞し世界を驚かせたという、世界レベルの国産ブルーチーズ。欠品状態が続いていましたが、9月から販売再開されたのでぜひチェックしておきましょう。
※掲載情報は 2015/10/22 時点のものとなります。
- 7
キュレーター情報
ippin編集部のお取り寄せ
"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部おすすめのおとりよせ情報を配信中。
全国の厳選されたグルメ・食品、レストランメニューをお取り寄せできるショッピングサイト「ぐるすぐり」のおすすめから、心惹かれるグルメをピックアップしご紹介しています。