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タイ77県の食材、伝統品が集まる見本市
次に訪れたのは、バンコク市内で催されていた「タイ全国農協物産展」。会場は政府機関も入っている大きな建物の中が吹き抜けになっている会場「Government Complex」。
タイ国内77県の選りすぐられた食材、工芸品の展示が行われ、多くの来場者で賑わいを見せていました。
今回のツアー行程に入っていない物でしたが、一つの会場で全ての県の産品が見られる機会はそうそうに無いので、大使館の方が気を利かせて1時間程度でしたが視察をさせていただきました。
会場入り口で、どんな産品が集まっているのか、どんなものが今注目されているか等そして今回出品しているものは全て購入可能、というような簡単なレクチャーを受けキュレーターは各自興味のあるエリアに散っていきました。
こちらは、マンゴー。日本にいるとマンゴーは赤みがかったオレンジというイメージが強いかもしれませんが、世界的に見るとマンゴーの種類は500種類以上と言われ、タイ国内では60種類程度のマンゴーが生産されているとのこと。こちらの青いマンゴーは「ラッド種」のマンゴーで、フルーツで食されるというよりもサラダ等で食べられることが多く、歯ごたえがあるのが特徴です。
一瞬鼻を突くエリアに差し掛かったなと思い、ふと目線をやるとしっかりいます。フルーツの王様といわれる「ドリアン」。なんといっても世界一のドリアン生産量を誇るタイ。これでもかといわれるくらい所狭しとドリアンが並ぶ光景はまさに圧巻でした。ドリアンも様々な加工品が存在して、このようにスティック状に加工されたもの、ドライチップスにされたものも展示販売されていました。
我々がずっと追い続けている「ソムオー」もしっかりとありました。贈答用で使われることもあるみたいで、今回は箱に入っているソムオーも見ることができました。
キュレーターにも好評だったのがこちらの「ロンガン」というフルーツ。外見はじゃがいもみたいな形状ですが、皮をむくとライチをほうふつとさせる実が出てきます。食感もぷりっとしていてライチに似ていますが、ライチより高い酸味があり非常に美味。これには椿さんも非常に大満足でした。
タイ全県の産品が揃うということもあり、非常に様々な種類の産品を目にすることができました。目にしたものの多くが、日本で見たことがないものばかりで、改めてタイ食材の幅広さを感じました。生産者に近い方々がブース出展をしていたので、その方々からも話を聞くことができる貴重な場でもありました。
キュレーターはお目当てのものもゲットして、この後は実際に市場を視察へ向かいます。
続きの様子は、「タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.7」でお伝えします。
他のタイ食材現地ツアーの模様はこちら!
※掲載情報は 2015/10/22 時点のものとなります。
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