料亭に負けない「だし」でおうちの和食をランクアップ!「あご入兵四郎だし」

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煮出しても良し、中身をバラして味付けにする裏ワザにも良し

料亭に負けない「だし」でおうちの和食をランクアップ!「あご入兵四郎だし」

私はインド料理の仕事をしているわけですが、家庭では主婦のはしくれ。もちろん毎日インド料理だけを食べている訳ではありません。むしろ自宅では「質の高い和食」「本当に美味しい和食」を求めてしまいます。なぜならその方がエスニック料理に対峙するテンションも上がるからです。そして多くの生徒さんと接していると頂き物も多く、自ずと生意気にも口が肥えて来る訳ですが……、そんな私が惚れ込んでいる「だしパック」があるので今回は是非その紹介を。

 

まずは九州名物でもある「あご」という魚の話からはじめなくてはなりません。この魚はトビウオの一種ですがなんとも濃いおいしい「だし」が取れます。ただし東京ではなかなか手に入らないのです。そこでこの兵四郎のだしパックが登場。初めて味を見たときに「私は天才か?」と思ってしまいましたよ、煮ただけなのに。入っているもののバランスがいいのですね、もちろん品物もとてもいい。焼いてから天日に干すなどの手間もしっかりかかっています。だから煮出すだけで味が決まってしまいます。実際これだけの商品だとなにも手は加えないほうが却っていいのです。そのままで、もう料亭の味。私は海外から帰るといつもうどんが食べたくなります。思いっきりいい「だし」を飲みたいからです。

料亭に負けない「だし」でおうちの和食をランクアップ!「あご入兵四郎だし」

以前はチェーン店のうどん屋さんに寄っていましたけど、この兵四郎だしを使ってからは早く自宅に帰りたくなるほど、この「だし」は美味しいのです。そしてもうひとつ、とびきりのアイデア。この兵四郎だしは材料がとてもいいので、だしパックを開けて中身をそのままチャーハンなどの味付けに使うことができます。きちんとしたいい味が出ますよ。それもまた嬉しいですね。夜中にお腹が空いてしまって困ったときには、何かを食べると太りますから美味しいだしを飲むという奥の手も、そっとお伝えしておきますね!あとは海外に生活している日本人へのお土産にもうってつけです。

※掲載情報は 2015/10/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

香取薫

インドスパイス料理研究家

香取薫

有限会社 食スタイルスタジオ 代表取締役
キッチンスタジオ ペイズリー 主宰。
1985年、ボランティアで訪れたインドでスパイス料理に魅せられ、本格的に研究を始める。さまざまな地方で本場の家庭料理を習う。料理教室は1992年創業、数多くのインド料理店主、講師を輩出。教室にはスリランカ料理とアーユルヴェーダ料理コースも併設。ポリシーは日本の気候や日本人の味覚に合う健康的なスパイス使い。
著書に『5つのスパイスで作れるはじめてのインド家庭料理』(講談社)、『家庭で作れるスリランカのカレーとスパイス料理』(河出書房新社)、『アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ──食事で変わる心と体』(佐藤真紀子共著、径書房)、『『ひとりカレー かんたんレシピ45』(幹書房)、『家庭で作る本格インド料理』(マーブルトロン)、『アーユルヴェーダ・カフェ』(著・上馬塲和夫、料理・香取薫/地球丸)、『うまい、カレー。』(ナツメ社)、『チャラカの食卓 二千年前のインド料理』(伊藤武共著、出帆新社)などがある。

日本アーユルヴェーダ学会 評議員
日本香辛料研究会 会員

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