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旅先での楽しみといえば観光はもちろん、お土産選びの時間もスケジュールには絶対入れたいところ。甘いお菓子を買ったら、今度はしょっぱいものを!なんてついつい両手いっぱいの紙袋を提げて帰ることもめずらしくないのでは。今回は旅先で見つけたらぜひお土産にしたい、ご当地お寿司をご紹介します。その土地ならではの風土がつまったお寿司は、手土産にするにはもちろん、帰りが新幹線の方は旅の思い出をふり返りながら食べるのも格別ですよ。
1:【京都】老舗秘伝のタレがたっぷり染み込んだ名物「うなぎ棒寿司」
最初にご紹介するのは、京都で創業100年、大正レトロな建物が目を引く『京極かねよ』の名物「うなぎ棒寿司」。包みを開けると備長炭の炭火でじっくりと焼き上げられた鰻と秘伝のタレの香ばしい香りが食欲をそそります。老舗が誇る絶品棒寿司はまさにもらって嬉しい手土産グルメの代表格ですね。
2:【大阪】大阪出張が楽しみになるフグ料理専門店で買える「鯖寿司」
大阪では知らない人がいないといわれるほど有名なフグ料理の老舗『太政』。フグと並んで自慢の「鯖寿司」はその味に長年のファンも多く、特に脂がのって美味しくなる秋から冬にかけては売り切れ御免になることもある逸品です。複数店舗がある中で「黒門市場」内のお店は朝から営業しているので、手土産として買うのはもちろん、新幹線で食べるのにもぴったりです。
3:【山口】インパクト大!ビッグなのに味は繊細な絶品「焼き鯖寿司」
その大きさにとにかくびっくりするという山口にある会席料理『食事処 入道』の「焼き鯖寿司」。じっくり焼き上げた肉厚な鯖の皮の香ばしさと、間に挟んである昆布が絶妙な味のバランスを生み出し、これぞ看板メニューといわんばかりの一品。1貫がなんと小さいおにぎり1個分くらいあるという大きさのため、お店では食べきれない!という方はお持ち帰りにして何人かでいただくのがおすすめですよ。
4:【東京】パッと目を引く色鮮やかな「笹巻けぬきすし」は東京最古のお寿司
色鮮やかな笹に巻かれた押しずしが人気の東京・神田にある『笹巻けぬきすし総本店』。創業はなんと1702年という、現存する東京最古の寿司店です。すしを熊笹に巻くことから “笹巻”、魚の小骨を毛抜きで取るから“けぬき”と呼び、その2つを合わせて「笹巻けぬきすし」としたのが名前の由来でもあります。すしダネは7種類で、光り物と白身魚は季節によって違うものがお目見え。買って3時間くらい経った頃が塩も酢もこなれ、笹の香りも馴食べ頃になるそうですよ。
5:【奈良】職人さんこだわりの食材にまじめさが光る「柿の葉すし」
仕事柄地方に行く機会も多いという紹介者のはんつ遠藤さんが毎回楽しみにしているのが移動中に食べる新幹線グルメ。最近のお気に入りは新大阪の新幹線構内で購入する奈良銘産の柿の葉すし「柿千」だそうです。厳選した国産寒鯖や鮭、鯛などのネタはもちろん、お米やお酢にもこだわり抜いた真面目さが光ります。そっと封を開けたときのふわりと漂う柿の葉の風味もいいですね。
6:【和歌山】思わず目を張る、高菜をつかった素朴な味わいの「めはり寿司」
続いては和歌山の名物お寿司「めはり寿司」をご紹介します。名前のいわれは大きいお寿司を食べるときに目が口と同じくらい大きく“張る”ところから「めはり(目張り)寿司」と呼ばれるようになりました。シンプルに高菜の漬物でご飯をくるんだお寿司は形が崩れにくく、山仕事や農作業の合間に食べやすいということから始まり、今では中の具が鰹節や梅、じゃこになるなど進化を遂げています。地元では定番の名物お寿司、一度食べてみたいですね。
7:【岡山】昆布のうまみがアクセントになった地元で長年愛される「ままかり寿司」
元プロマラソンランナーの有森裕子さんが地元岡山に帰った時に必ず食べたくなるというのが岡山名物「ままかり寿し」。中でもお気に入りは創業明治45年という老舗『吾妻寿司』さんのもの。「ままかり」とは、ニシン科の「さっぱ」という小魚の異名で、岡山では「ままかり」と呼ぶのだそうです。ままかりを甘酢に漬けた昆布でくるんであるお寿司は、歯ごたえも味もしっかりしているため、醤油をつけなくてもおいしくいただけます。岡山を訪れた際はぜひとも味わいたい逸品です。
※掲載情報は 2015/10/13 時点のものとなります。
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