北海道釧路発 本物の男前ししゃもを食べたことがありますか?

北海道釧路発 本物の男前ししゃもを食べたことがありますか?

記事詳細


紹介している商品


すだちを「さっ」と絞っていただきたい男前のししゃも

北海道釧路発 本物の男前ししゃもを食べたことがありますか?

落語会で北海道・釧路に行った時に出会ったのが、今回紹介する「ししゃも」。朝一で行って、最終で帰ってくる日帰りの場合、飛行機が出るまでの時間を有効利用し、地元の美味しいものを楽しみにしていくことが多いんです。今回は、釧路漁港に連れて行ってもらいました。そこにはものすごい数の船があり、その周りを飛んでいるカモメが実に肥えていました。このカモメ経ちは美味しい魚を食べてるんだなと思いました。そんな釧路は、漁獲量が高く、美味しい魚が揚がる港町なんです。「これからの時期は何がおすすめですか?」と尋ねたところ、「これからはししゃもですね。ぜひブランド品のししゃもを食べていただきたいです。」とのことでした。

 

輸入物等のカラフトシシャモ(カぺリン)が、ししゃもとして食卓にあがることが多いと思いますが、こちら釧路のししゃもは正真正銘、本物のししゃも。食べ方としては、ただ、そのまま焼いてはいけません。中火でだいたい8分強、焦がさずに中まで火を通すのがポイント。お皿に乗せて、すだちを「さっ」と絞ってかけていただきます。口に運んだ際には、思わず冷酒が欲しくなりますね。これまで食べたものと、こんなに味が違うんだ。と感動しました。

 

ししゃもには、ご存じのようにオスとメスがあって、オスは「身を味わう」、メスは「卵を味わう」んです。この大きな差を初めて教えてくれたのが、このししゃもでした。これには、ものすごく感動しましたね。今、ししゃもは漁獲高が減少してきているので、今のうちにぜひともみなさんにも「本物」を食べてほしいと思います。

 

やはり釧路に行って食べていただくのがいちばんですが、このししゃもはブランド品なので、ぜひとも贈答品として使っていただきたいです。先方は、「えっ、ししゃも?」と思われるかもしれませんが、「たかが、ししゃも、されどししゃも」です。焼いた時に、その香ばしさと苦みがなんとも言えません。

 

また、皮も非常に光沢がありますし、冷たい海を泳いでいた魚の顔の形は、あでやかで、とても凛々しいく神々しいですし、口は必ず上を向いているんです。

 

私たち、下町の江戸っ子にとっては、何でも尾頭付きが基本でめでたい。ししゃもも、尾頭付きなのでめでたいんですね。「今日は、尾頭付きだよ。」っていうと、普通は鯛等を思い浮かべると思いますが、そうじゃなくて、ししゃもが出てきたら、思わず笑いが生まれそうですね。

 

出産の時なんかに、子持ちのししゃもの尾頭付きを贈るのもいいんじゃないでしょうか。ししゃもはみんな好きだと思いますし、これからの時期には小分けにして冷凍しておいて、来客等があった際に「何もないけど」と言って、あぶって出してあげるのもいいんじゃないでしょうか。

 

こちらの阿部商店さんのししゃもは食べ方の説明書が入っていて、「釧路はししゃもの本場です」といった情報も学べます。メスが30匹、オスが20匹のセットのあんばいがちょうどいいんです。メスばかりではなく、身が美味しいオスも食べてもらいたい。

 

結局のところ、オスに手が伸びる自分がいましたよ。素材の味を生かす、すだちをかけり、大根おろしと一緒に食べていただきたい。まさに、「いちオス(押し)」ですね。

 

自分であまり買わないけどももらって嬉しい。そんなししゃもを、ぜひ味わっていただきたいです。

北海道釧路発 本物の男前ししゃもを食べたことがありますか?

釧路ししゃも

株式会社マルア阿部商店

※掲載情報は 2015/10/05 時点のものとなります。

  • 7
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
北海道釧路発 本物の男前ししゃもを食べたことがありますか?
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

林家三平

落語家

林家三平

●本名:海老名 泰助
●生年月日:昭和45年12月11日
●出身:東京都台東区根岸
●「昭和の爆笑王」初代林家三平の次男、祖父は七代目林家正蔵。
●中央大学国際経済学科入学後、平成2年に林家いっ平として落語家の修業に入る。
●現「ねぎし三平堂」堂長
●徳島県美馬市観光大使
【経歴】
●平成5年 二ッ目昇進
●平成11年 シンガポールにて江戸落語「禁酒番屋」を史上初めて英語で公演
●平成14年9月下席より真打昇進
●《第19回》平成14年度浅草芸能大賞「新人賞」受賞
●平成17年7月16日「大銀座落語祭2005」ヤマハホールにて中国語落語「時そば」
●平成18年7月15日「大銀座落語祭2006」ヤマハホールにて中国語落語「動物園」中国語版を発表
●平成18年10月 中国 青島にて中国語落語を公演
●平成19年4月 中国 上海、福建省アモイにて中国語落語を公演
●平成21年3月下席より 二代 林家三平 襲名
●平成22年11月20日 中国上海「蘭心大劇院」にて二代林家三平襲名披露公演を行う
●イケメンらくご家グランプリ 1位受賞『らくご☆まがじん』(35歳から49歳の部)

次へ

前へ