元祖太刀魚巻
河合太刀魚巻店 住所:愛媛宇和島市吉田町魚棚2-28
創業150年の老舗の河合太刀魚巻店。歴史ある魚屋さんが昭和62年に「太刀魚巻」を考案したといわれています。多くのメディアで紹介され、今では宇和島を訪れる観光客の名所の一つに なっています。毎日新鮮な太刀魚が市場から届けられ、すべて手作業で作られているところにホンモノ感を感じますね。自然相手のため、天候に左右され、手作業で仕込むために大量生産ができないといった事情もあり、午前中に売り切れることもよくあるようです。
秘伝のタレに二度漬けされて、竹に巻かれて炭火でゆっくりと焼きあげられる太刀魚巻。そこからのぼりたつ甘辛い香りにまず衝撃を受け、がぶっとかぶりついたときの柔らかな食感にほっこりとして、じわっとにじみ出る味わいにびっくり!これはビールやワインに合うなあ、と思いつつ二本目もガブリ!これはたまらんです。
黒コショウ、七味唐辛子や山椒を振りかけると香りの変化が楽しめて面白いかもしれません。
自然の恵みの素材とそれを昔ながらのやり方で作り上げていく、まさに地域産品の鏡のような太刀魚巻。ご自宅のおかずやホームパーティーの料理としてはぴったりではないでしょうか。
ハスキーボイスのチャキチャキマダム、河合京子さんとのトークも魅力の一つ。いつまでも暖簾を守っていただきたいなあ、と思うのでした。
なお、現在のところネット通販はお休みしており、電話でやりとりしながらお送りするという形になりそうです。「ippinみました!」とまずはマダムの生声を聞きつつ、太刀魚巻をぜひ食卓にお運びください。
営業時間:9:00~17:00 ※売り切れ次第閉店
TEL:0895-52-0122
※2011年2月11日に日本テレビ「ぐるぐるナインティナイン」で紹介されました。
(参照URL:http://www.ntv.co.jp/gurunai/corner/2011/02/-2011-2-3-oa.html)
河合太刀魚巻店 住所:愛媛宇和島市吉田町魚棚2-28
※掲載情報は 2015/09/28 時点のものとなります。
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。