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実りの秋がやってくるとやっぱり食べたいのが新米。お米は日本人の食文化にはかかせないひとつでもあります。炊き立てのつややかなご飯にのせるものはシンプルに、そしてお米本来の旨味が引き立つものがいいですよね。今回は「米どころ」と呼ばれるおいしいお米を生産するエリアから届いた、ご飯によくあう逸品をご紹介します。思わずおかわり!と言ってしまうものばかり集めてみました。
1:【新潟】思わず感動する味わい!佐渡島で作られる「ふぐの子粕漬」
「コシヒカリ」をはじめとした様々なブランド米を栽培し米どころとして名高い新潟。そんな新潟の佐渡島沖で獲れる「ごまふぐ」の卵巣を粕漬けにした「ふぐの子粕漬」は、新米との相性が抜群です。数年にわたって酒粕に漬けることで毒や塩気がしっかり抜け安心して食べられるのだとか。口に入れた瞬間は「たらこ」や「からすみ」に近い食感で、食べ進めるとお酒の風味と濃厚な甘みが追いかけてきて止まらないおいしさに!
2:【新潟】熟成し20年の時を重ねたふりかけ「鉄火味噌」
続いてご紹介するのは、新潟の味噌蔵『糀屋団四郎』でつくられた秘蔵の「20年味噌」を使ったふりかけです。じっくりと熟成させた味噌に、8時間かけてごま油でじっくりと炒った根菜と薬味を加えます。最後に生姜と白ごまを加えることで、味噌本来の酸味と香ばしさが一気に立ち込め食欲をそそります。新米の美味しい季節に炊きたてのご飯にかけていただくのが一番ですね。
3:【新潟】米こうじにこだわった老舗の蔵元がつくる「味噌漬け」
新潟・上越にある味噌の蔵元『杉田味噌醸造場』がつくる「越後甘口みそ漬け」。この味噌漬けの味の決め手となるのが、味噌の原料にもなる「糀(こうじ)」です。蔵元があるのが米どころとして有名な越後高田なだけあり、麦ではなく米を贅沢に使った「米糀(こめこうじ)」を使用し、余計な添加物も一切使用していません。主原料になる大豆も国産大豆に限定するなど、手間を惜しまない職人技が光ります。新潟米とあわせて食べたい逸品です。
4:【北海道】あの熟成調味料が決め手のお取り寄せで絶賛される「いか塩辛」
「ゆめぴりか」や「ななつぼし」などたくさんの新生ブランド米を生み出している北海道。そんな北海道・函館にある『小田島水産食品』の「かんずり入り いか塩辛」も新米とあわせたい一品です。「かんずり」とは新潟特有の調味料で、塩漬けにした唐辛子を雪の上にまいてさらして砕き、さらに糀や柚子を加えて熟成させたもの。「かんずり」の上品な辛さと、木樽仕込みの上質ないかの塩辛がまろやかで、ご飯が止まらなくなるおいしさですよ。
5:【北海道】伝統の味はここにあり!古式にこだわった『龍野屋』の「松前漬」
北海道の郷土料理として知られる「松前漬」。その名を聞いてイメージするのは“たっぷりの数の子に昆布とするめの千切りが入ったもの”という方も多いかと思いますが、本来の松前漬はそうではないのです。こちら『龍野屋』さんの松前漬はあくまで「古式松前漬」にこだわりを持ち、食感を残した幅のある千切りにしたするめで存在感を出し、あくまで数の子は控えめに。これが本来の「松前漬」の姿なのだそうです。伝統の味はぜひお取り寄せして食べてみたいですね。
6:【秋田】燻製の香りが後をひく雪国の伝統的なお漬物「いぶりがっこ」
良質・豊富な水に恵まれ、米づくりにも適している秋田。「あきたこまち」というブランド米はみなさんもよくご存じですよね。おいしい新米にあわせるものはシンプルに。そんな方には秋田の「いぶりがっこ」がおすすめです。干し大根を囲炉裏の上に吊るして燻製乾燥させた雪国秋田の伝統的なお漬物のひとつ。『雄勝野 きむらや』さんのものは個包装になっているのでこれからの行楽シーズン、新米で握ったおむすびと一緒にピクニックに持っていくのもよさそうですね。
7:【山形】独特な味わいと食感が止まらない!『山一醤油』の「あけがらし」
最後は「はえぬき」をはじめとした様々なお米を生産する山形からご紹介します。地元のお醤油屋さん『山一醤油』がつくる名品『あけがらし』は、醤油をベースにからしや米こうじ、麻の実などを加えた無添加調味料です。他にはない独特なとろみのある食感に、ピリッとした辛みがアクセントになっています。白いご飯にはもちろん、焼きおにぎりの最後の仕上げに薄く塗りつけて軽く炙っても風味が増しておいしいそう。
※掲載情報は 2015/09/23 時点のものとなります。
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