コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

記事詳細


コロンビアの有機食材を凄腕シェフの料理で堪能する

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

9月11日(金)にコロンビア大使公邸で、コロンビア大使館通商部が主宰したイベント「RYUNIQUE×COLOMBIA」が催されました。コロンビアに本社を持つ、ダーボン・オーガニック・ジャパン株式会社の有機バナナ、有機コーヒー、パームオイル等を使い、2015年アジアベストレストラン27位にランクインした、韓国のシェフRyuさんが腕を振るうというイベント。全権公使も同席するメディア向けイベントには、ippinのキュレーターからも1名招待され開催されました。

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」
コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」
コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

駐日コロンビア共和国大使公邸は、JR目黒駅から徒歩5分程度の閑静な住宅地の中にあります。敷地内には日本茶室も設けられており、多くの緑に囲まれ、日本人にとっても落ち着く雰囲気を醸し出しています。花の輸出大国としても知られているコロンビア共和国らしく、室内にもいたるところに花や、緑が生けてありゲストを暖かく迎えてくれます。

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

今回ippinキュレーターでご参加頂いたのは斎藤理子さん。雑誌編集者を経てロンドンに6年半、ワシントンD.Cに5年半在住し、その間、世界各国を食べ歩く。現在は国内外の生産者からシェフまで幅広く取材し、雑誌を中心に執筆を行っており多数の著書があります。

 

フードジャーナリスト 斎藤理子さんippinキュレーターご紹介ページ

http://r.gnavi.co.jp/ippin/curator/saitoriko/

 

参加ゲストにはウェルカムドリンクが提供され、駐日コロンビア全権公使アレハンドロ・ポサダ・バエナさんと、コロンビア貿易振興機構代表のヒロシ和合ロハスさんからそれぞれゲストに対する挨拶を頂き、その後、ダーボン・オーガニック・ジャパン株式会社代表取締役社長、レオン ファン ハゥヴェリンゲンさんから、コロンビアにおけるオーガニック事情を簡単にご説明いただきました。

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

ダーボン社は、22年前からオーガニックマーケットに参入をして、コロンビアで有機パームオイル、有機コーヒー、有機バナナを栽培し世界に販売を行っています。コロンビアは太平洋、カリブ海に囲まれ、国土も広く(日本の約3倍)、国内にはアンデス山脈が走り、アマゾン流域もあるため、地域ごとで様々な気候を持っている事が大きな特徴で、世界にもまれに見るほど生物多様性に富んだ国とも言えます。ダーボン社は生物多様性を守りながら有機農法を行っており、通常の栽培方法よりコストがかかりますが、水、二酸化炭素、そして働く人々の生活を考え持続的な生産を続けていくことが、ダーボン社の価値に繋がっていくと考えているそうです。

 

様々なこだわりを経て生まれる商品が、2015年アジアベストレストランにランクインしたRyuさんの手によってどう表現されるのか、ゲストも関心が高まります。

 

そして会場に移動して、いよいよランチの開始となります。

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

今回は一皿ごとにRyuさんがゲストの前に来ていただき、料理の説明をして貰えるというなんとも贅沢な形式。3日前に来日したRyuさんは、このイベントのために韓国からも食材を持ちこみ、日本でも食材を購入し、仕込みに入ったそうです。Ryuさんのイメージでは「コロンビア×日本×韓国」という三ヵ国のコラボレーション。日本語も堪能なRyuさんの軽快なトークで一気に会場が和んでいきます。

 

前菜:海苔の佃煮入りバターが添えられたサワードウブレッド 島鯵のマリネ

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」
コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

まずゲストの驚きを誘ったのは、パンに添えられたバター。こちらは通常のバターと有機パームオイルを混ぜ、そこに海苔の佃煮を混ぜ込んで作られたもの。パームオイルとバターを混ぜることにより、全体的に柔らかさと甘みが増します。そして時折感じる海苔の風味が非常にサワードウブレッドとも相性がよく、前菜に入る前にゲストはRyuさんのアプローチに唸らざるを得ません。

 

島鯵を有機パームオイルでマリネした前菜の一皿は、まず見た目がカラフルで鮮やか。マリネは1日かけて行ったもので、やはりパームオイルのお陰でずいぶん柔らかくなる印象。島鯵の下には複数のハーブを使用した緑色のピューレ。島鯵の上に置かれた存在感のある、薄緑色のムースはきゅうりを使って作られたもの。黄色のパウダーは韓国からRyuさんが持ってきた唐辛子を粉末にしたもの。このムースと、ピューレ、唐辛子の粉末を島鯵と一緒に口に含むと、それぞれの存在感を感じながら、それでいて島鯵の旨みをしっかりと引き立てる味わいを堪能できます。着席する前に話があった生物の多様性ではないですが、一口で様々な味を体感できるこの一皿にRyuさんの今回のイベントに対する本気度が垣間見えます。

メイン:テンダローインステーキの燻製

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

メインはお肉。テンダローインいわゆる「ヒレ」肉のステーキ。焼く前に有機パームオイルに6時間漬け込み、その後火入れをして、さらに燻製をしたというかなり手の込んだ一品。ソースは、マッシュルームとコロンビアコーヒーを入れ込んだもの。粉末は赤麦を揚げたもの。添えられたものは「パースニップ」というニンジンに似た根菜をピューレにして、有機パームオイル、生クリームを混ぜ込ませたもの。ステーキの上に鎮座している丸いものは、韓国の「スンデ」という料理をモチーフにして作られたもので、中にはお米と野菜が入っており、薄くスライスされた牛バラ肉で閉じ込めたもの。

 

口に含める瞬間にはスモークされた心地よい香りが鼻に抜け、ソースは甘みと、コーヒーの苦味が程よくバランスを保ち、ピューレを添えるとさらに優しさと甘みを伴います。

 

スンデをイメージして作られている一品も、甘みを感じる出来栄えになっており、談笑とともに、食が進みます。

デザート:コロンビア有機食材が楽しめるデザートプレート

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

デザートはコロンビアの有機パームオイル、有機コーヒー、有機バナナが使われているプレート。下に敷かれている黄色いソースは、有機パームオイルとレモングラスを混ぜ込まれたものにシュガーパウダーが振られています。左奥の一品は、鳥の巣にインスパイアされたもので、茶色い卵のようなものは、コロンビアコーヒーとミルクを混ぜ込まれて作られています。有機コロンビアバナナに乗せられたたものはパームオイルに漬けられたピーチ。今回女性のゲストが多めだったということもあり、この色彩豊かなデザートは非常に好評でした。卵に模した物を割るとトロッと中のソースが出てきて、巣に見立てられた物、そして下のソースと一緒に頂くとさくっとした食感と、コーヒーの苦味、ソースの甘みが口の中で溶けていく演出、そしてRyuさんから説明があった有機バナナの酸味と甘みのバランスの良さもしっかりと感じることができる素晴らしいプレートでした。

 

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」
コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

食事の後は、また別室に移動してコロンビアコーヒーを満喫し、「RYUNIQUE×COLOMBIA」イベントは終了しました。

イベントを終えて

コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」

以前に比べると、「有機」というキーワードは良く目にするようになってきていると思います。もちろんそれぞれの国の基準があり様々な農法で作物が作られています。こだわりが強いこともあり、農法、品質管理という話が主になることが往々としてありますが、今回のイベントが秀逸だったのは、そこに「シェフ」というスパイスを加えた点。格式があり、腕が確かなシェフの手によって、こだわりのある食材が料理され、ゲストはそれを目の当たりにし、口にし、味わう。この工程を踏むことによって、知識が刷り込まれるというか、自身の体内に入っていく感覚を味わうことができました。

 

ゲストはコーヒーを飲み終わった後でも、Ryuさん、ダーボン・オーガニック・ジャパン株式会社代表取締役社長のレオン ファン ハゥヴェリンゲンさん、駐日コロンビア全権公使アレハンドロ・ポサダ・バエナさんと長く談笑を交わしている姿を見ると、この感覚がゲストに染み込んでいった事を物語っていました。

※掲載情報は 2015/09/16 時点のものとなります。

  • 2
ブックマーク
-
ブックマーク
-
この記事が気に入ったらチェック!
コロンビアの有機食材の実力を体験する「RYUNIQUE×COLOMBIA」
ippin情報をお届けします!
Twitterをフォローする
Instagramをフォローする
Instagram
Instagram

キュレーター情報

ippin編集部

ippin編集部

"あの人の「美味しい」に出会う"ippinの編集部より
ギフトや手土産、ホームパーティー、ヘルシー、ビューティーなどのテーマで今の「美味しい」情報をお届けします!

次へ

前へ