毎年楽しみにしているという人も多い、新宿歌舞伎町の「激辛祭り」。世界各国が誇る激辛料理が一堂に会する、年に1度の祭典がいよいよ9月2日からスタート！全国各地の名店が自信をもって送り込む「刺客」は、ただ食べているだけで汗がダラダラと流れてくる強烈なスパイシーさ！。これを目当てに新宿に「激辛好き」が集います。今回はこの激辛祭りにも負けない！お家で手軽に食べられる「激辛料理」を集めてみました。韓国やタイなどのエスニック料理から、意外なおかし系まで。見ているだけでも口の中がひりひりする？７つの品々でご自宅でも「激辛の祭典」を！

韓国といえば、キムチやスンドゥブなど、唐辛子をたっぷり使った、いかにも辛そうな真っ赤な料理を思い出しますね。しかし、赤唐辛子よりもっと辛いのは、青唐辛子。赤唐辛子がストレートにくる辛さだとすれば、青唐辛子はじわじわと、逃げられないような辛さが楽しめます。今、新大久保で行列が絶えない店として人気なのが、こちらの「カンホドン678チキン」のフライドチキン。国産のジューシーな鶏肉には、細かく刻まれた青唐辛子がこれでもか、とまぶされてさくっと揚げられたチキンは、激辛好きにはたまらない一品。お店はもちろん、テイクアウトもできるので、ホームパーティーにもおすすめです。

アメリカやヨーロッパなど、世界各地にあるチャイナタウン。日本にも横浜をはじめ、神戸や長崎など、いずれもおいしいお店とにぎやかな雰囲気で人気の観光スポットとなっています。ご紹介するのは、横浜中華街に訪れると必ず食べたい、人気四川料理店「重慶飯店」の麻婆豆腐。ただ辛いだけでなく、山椒やコショウなどのスパイスがきいた麻婆豆腐は、後味の引く奥深い旨さが特徴。食べ続けているとだんだん舌がしびれてくるような感覚は、猛烈に食欲をかきたてます。「重慶飯店」の麻婆豆腐は、オンラインショップでも購入可能です。アツアツのごはんにかけてお召し上がりください！

いかの塩辛といえば、のん兵衛の間では欠かせないあての一つ。「辛」という漢字がつくものの、実際は「塩辛い」であり、激辛好きが好む唐辛子的な辛みはありません。そこに一石を投じたのが、北海道の食品メーカー、小田島水産食品。塩辛に、新潟県の特産である「かんずり」を入れたというので驚きです。「かんずり」とは、塩漬けにした唐辛子を雪の上にまいて、さらして砕いて、さらに糀や柚子を加えて熟成させた調味料です。いかの深いうまみに、かんずりのぴりりとした辛み、それに柚子のさわやかさが入り混じった塩辛は、否が応でもお酒が進んでしまう一品です。

唐辛子は、韓国、中国、タイなど、辛い料理を楽しむ国々では、もはや欠かせない香辛料ですが、もともとは南米大陸から伝来したもの。日本に伝わった時期は定かではありませんが、江戸時代にはすでに流通していたようです。長野県の「八幡屋」は江戸時代から七味を売っていたという超老舗。そんな八幡屋が、唐辛子をもっと身近に楽しんでほしいと作ったのが、こちらの「どこでも七味」です。小分けにされたさまざまな一味（一味唐辛子、七味唐辛子、柚子七味、深煎七味、粉山椒、バードアイ（激辛）の6種類）をバッグに潜ませておけば、どこでもなんでも辛い料理に変身！辛い物好きにはたまりませんね。おしゃれなパッケージもプレゼントにぴったり！

激辛好きを納得させる、香辛料の神的存在、ハバネロ。もともとはマニアックな存在でしたが、いまではすっかり市民権を得て、ハバネロチップスや、ハバネロラーメンなど様々なものに応用されていますね。こちらの「GS Hot Sauce by Mellow Habanero」は、ハイエンドなファッションやライフスタイルを提案する「STUSSY Livin’ GENERAL STORE」が発売したもの。農薬はもちろん、化学肥料も一切使わず育てたハバネロとハラペーニョを７２時間かけて薫製にし、米酢、トマト、タマネギ、バルサミコ酢をブレンドして作ったソースは、辛みの中に、ほんのりフルーティーさが感じられます。人気ハンバーガーショップ「GOLDEN BROWN」が監修しただけに、肉料理との相性は抜群！

福岡で2009年に創業された『風美庵』。グルメな街で破竹の勢いで成長している会社として、地元では注目を浴びています。人気の理由は「九州のおいしさにこだわった創作菓子」というコンセプト。なかでも、とっておきのおすすめは「博多明太えびせんべい」です。名前からして確実においしそうなこのせんべい。おいしさの秘密は、さっくさくの食感が食欲をそそる極薄の生地と、ほんのり薫るえびの風味。そして、そしてふんだんにまぶされた明太子にあります。軽い食感と大人好みの辛さは他にはない一品で、100万箱売れたというのも、うなずけます。一度食べるとやめられない！中毒性のあるせいべいです。

グルメツアーも組まれるほど、おいしいものが多い香港。飲茶や小籠包は嫌いな人はいませんよね。そんなグルメの国で人気急上昇中なのが、Golden wonderlandの『チリクッキー』。なんと、クッキーの中に切り刻まれた唐辛子が山ほど入っているのです！お味はというと、最初の一口はクッキーのサクサク感とほどよい甘味。しかし、一瞬にして青唐辛子が追ってきて、お口の中は火事状態！！もはや最初の甘味ですら辛く感じるほど、だとか。紅茶やコーヒーよりも、むしろビールや紹興酒がほしくなる、チリクッキー。食べ始めると汗だくになる可能性もあるので、ご注意ください！