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丹波の黒豆の中でも更にこだわった極上のお菓子
私が以前勤めていた会社「かね善」。その中の特販部という部署に配属していました。当時はここで「丹波黒豆の甘納豆」をPBとして立ち上げ、その販売を担当していました。先日、十数年ぶりに社長を初め当時の上司の方がたやOGの方がたにお会いする機会があり、現在の商品を頂きました。『善祥庵』という商品で以前販売していた商品の更に高級なものとなっています。
大阪の老舗穀物商であるこの会社は最高品種「丹波黒大豆」にこだわり、全国より集められた黒豆の中から極めて大きい粒のみを厳選しています。そんな良質の黒豆を特製釜でふっくらと煮上げて、砂糖蜜と呼ばれる上品な味わいの蜜に二昼夜かけて二度漬けし、乾燥させている黒まめ「やわら」。乾燥しているのでべとつかづ、とても優しい味わいなのです。大きい豆なので1粒でも食べ応えあり、豆本来の旨みが口に広がります。一粒食べると次々と手が伸びてしまう一品です。このやさしい歯ざわり、ほんのりとした絶妙な甘味。本当に美味しいです。これを引き出すのは、乾燥工程など機械などに任せず、熟練スタッフさんたちが再拝して絶妙の食感に仕上げているからではないでしょうか。
私も以前、工場へ見学に行かせていただいたことがあります。とても丁寧な製造工程を体験させていただきました。品質のチェックも人の手で選別され、大事に扱われていたのを今でも覚えています。
丹波の黒大豆といえばお正月のおせち料理の煮豆で有名です。ですのでお正月の食べ物のイメージがありますが、この商品、「やわら」、「ふくみ」そして「からり」の3種があり、通年を通してお茶請けやおつまみなどにも最適です。
やわら:ふっくらと炊き上げ、蜜に付けて乾燥させているもの。
ふくみ:たっぷりと蜜を感じるもちもちとした食感を楽しめる煮豆。
からり:かりかりっと煎りあげた、まめ本来の風味と香ばしさが楽しめるいり豆。
黒豆の王様である丹波黒大豆は丹波地方を原産とする品種で、大粒で皮の薄いことが特徴です。100粒で70~80gになり、大きさでは日本一です。 他の黒豆に比べじっくりと畑で熟成させているため皮が薄く実が大きくやわらかに仕上がりなのです。
「大きくて・艶がありやわらかく・上品な味わい」この三拍子そろった丹波の黒豆の最高級品をご自宅でも是非食べてみてください。ご進物などにも喜ばれる商品です。
※掲載情報は 2015/08/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家/オリーブオイルソムリエ
尾田衣子
ル・コルドンブルー東京校卒業。料理ディプロムを取得。 その後、イタリア・フィレツェに渡り、家庭料理を学ぶ。 現在、フランス・イタリア家庭料理ベースの簡単にできるおもてなし料理、オリーブオイル中心の食事ヘルスケア料理、食育を取り入れた親子教室を中心に杉並区(西荻窪)にて料理教室「Assiette de Kinu(アシェット ド キヌ)」を主宰。
また、外部講師を始めTV出演、雑誌・企業へのレシピ提供なども行う。著書に『あまったパンで魔法のレシピ』世界文化社。『うち飲み女子の友』ぶんか社。『家族がよろこぶ「スマイル弁当」』土屋出版 等
薬味食堂(朝日新聞出版)ねぎ、大葉、生姜……そして今、人気のパクチーなど、おなじみの薬味を使った組み合わせが絶妙な料理を豊富に紹介。「ただのせる」だけではない薬味ざんまいの絶品レシピが満載。
http://books.rakuten.co.jp/rb/14282970/