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「松尾ジンギスカン」で見つけた秘伝のわさび
あの夏の暑さも、おさまってきて、秋の気配を感じる今日この頃……。昔から目がない食べ物の中に、鍋物があります。良く友人の家で、何か作ってほしいとリクエストがあったら、鍋の材料と、おまけに土鍋持参ってこともあったような……(笑)。
夏場でも、鍋物が好きです。なんと言っても、〆の美味しさが印象に残る鍋料理は、食卓のフィナーレを飾れる一番のエンターテインメントな料理じゃないかと思うくらいです。鍋物って、見た目が華やかなわりには、意外や作業的にも楽、材料を切って並べるだけ。鍋と大皿があれば、他に必要なものがいらないところも良いところ……。あとは、ライブな味を楽しめばいいのです、目の前で繰り広げられる鍋のパーフォーマンスは、鍋を囲む皆のテンションも上げてくれます。
鍋の種類も、いろいろありますが、中でも、大好きなジンギスカン鍋。これまでに、数々のジンギスカン鍋を食べてきましたが、本場の北海道で食べたジンギスカンの味は、いまだに忘れられません。
家庭でジンギスカン鍋は、まだ一般的ではないと思いますが、最近ラム肉も手に入りやすくなりましたし、タレも市販のものもあり、ニンニクのすりおろし、七味唐辛子などを加えて、楽しんでいる方も、意外と少なくないかも……。
私の今回のおすすめの逸品は、こちらの『雪わさび』、北海道産の山わさびで、使いやすい瓶詰めにされた松尾ジンギスカンで扱っている商品です。山わさびに、松尾ジンギスカンの秘伝のタレで味つけしてあり、薬味として使えるイッピンです。
昔から、あのローストビーフの添え物に使うホースラディッシュ(西洋わさび)に似たような味で、調べてみると流通の際には、山わさびという名称も多くみられるようです。その他わさび大根と呼ばれるだけあって、わさびの清々しい香りと少し大根に似た香りもします。併せて、フレッシュ感もあり、ジンギスカンのタレにしのばせた瞬間、何とも言えぬ、スペシャルなタレになります。
その味はタレだけではなく、食卓の調味料としても重宝しそうです。病みつきになる味とは、この味、驚くほどの美味しさ!ひさしぶりの感動でした。
ジンギスカン鍋を自宅で?ちょっと敬遠する人もいるかもしれませんが、そんな時は、ホットプレートで、蒸し焼き風のジンギスカン鍋がおすすめです。
焼くだけだと、煙が出て大変ですが……、蒸し焼き風にする、つまり、鍋風、タレで煮込み風にすると焦げずに上手くいきます。もちろん、焼けて煮詰まってくると焦げますが、野菜を足して、野菜の水分をだしてあげて、タレをまわしかけ、蒸し焼きスタイルで、火加減さえ気をつければ、美味しく仕上げることが出来ます。
野菜は、もやし、玉ねぎ、人参、ピーマンなど用意、丸いホットプレートの回りに寄せて軽く焼き、タレをまわしかけ、中央を丸くあけて、そこにラム肉を広げて焼きます。肉汁もタレと相まって、さらに美味しくなります。皿に取り分け、山わさびを添えて驚くほど美味しさ、一度味わってみて下さい。
〆は、うどんがおすすめ、茹でたうどんを、残ったタレに絡めて、召し上がれ。美しき、美味しき!フィナーレ……、鍋の醍醐味です。ここでも、山わさびは、良い仕事をしてくれます。
※松尾ジンギスカンでは、店内販売商品として、他にも味つけラム肉、骨付きソーセージなども、取り扱っています。
※雪わさびを検索される際は、オンラインショップのトップページにある 検索窓から「雪わさび」とキーワードを入れて検索すると便利です。
※掲載情報は 2015/09/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードスタイリスト
マロン
大阪あべの辻調理師専門学校を卒業し、料理研究家、インテリアスタイリストのアシスタントを経験後、1983年に日本でのフードスタイリスト第1号として独立。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、新聞、広告、イベント、講演会など、あらゆるメディアを通して美味しい料理、料理の楽しさを提案し続けている。経験を生かして、調理器具の開発にも取り組み、現在発売中の「マロンパン24cm」が人気を集めている。レストランのシェフでも、料理研究家でもない、食のエンターテイナーとしてダイナミックに躍進中。長崎県に生まれ、佐賀県唐津で育ち、東京をこよなく愛すも、故郷や地方の食材、料理を紹介。唐津大使を拝命、首都圏と故郷唐津を繋ぐ、お仕事を思索中。活躍は国内にとどまらず、海外、アジア各国でも料理教室を主宰。また、料理以外の、歌でも活躍中。