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一面を深い雪に覆われる厳しい冬が長い東北。その冬に備えるかのように一気に緑が華やぐ夏は、東北を旅するのにベストシーズン。色鮮やかな大地や、きらめく水面が美しい海や川など、輝く東北の夏を満喫しに行きませんか?ここでは、夏の東北旅行みやげにぴったりのツウな逸品をご紹介します。定番と合わせて、楽しんでみてはいかがでしょう。
1:【青森】りんごを丸ごと味わったような感覚の贅沢プリン
カラメル部分を青森ならではの“りんごのピューレ”を使うという斬新な発想のプリン「りんごのヴェール」を紹介してくれたのは、国際プリン協会会長のたんのさん。八甲田山系の雪解け水で育った葉とらずりんごと青森りんご蜂蜜を使ったピューレが、濃厚なプリンの美味しさを引き立てます。りんごを丸ごと味わいつくしたような贅沢な気持ちになれますよ。
2:【青森】食べた瞬間に虜になるしっとり新食感のサブレ
青森が故郷の斉藤さんのイチオシが「やっこいサブレ」。やっこいとはやわらかいと言う意味の青森の方言。しっとりと少し粘り気のある新食感が特徴の生地の中に、青森県産りんごを使ったキャラメルの甘みがしっかりと舌に残ります。ついつい食べ過ぎてしまうという食感の良さは、例えるならば生タイプのクッキーなのだとか。一度味わってみたいですね。
3:【青森】温もりを感じる贅沢で素朴な手焼き南部せんべい
東北のぬくもりをダイレクトに感じられる手土産がこちら。昔ながらの手焼きで一枚ずつ焼いている、青森と岩手に伝わる伝統銘菓の素朴な南部せんべいです。ほろほろとほどけるような食感のクッキー生地に、ピーカンナッツやピーナッツが贅沢に使用されています。むつ市にある『八戸屋』では手焼き体験もできるので、旅の想い出に挑戦してみてはいかがでしょう。
4:【秋田】かつての高級冠婚葬祭料理「豆腐カステラ」
豆腐とカステラどっちが好きですか?なんて奇妙な質問をしたくなる逸品がこちら。秋田名物の郷土料理「豆腐カステラ」です。カステラも豆腐も大変貴重で手に入らなかった江戸時代に、その二大高級品を融合した超高級品として誕生したのがはじまり。冠婚葬祭用の特別な料理が戦後徐々に日常で食べられるようになったのだそう。甘くてしっとりとした味わいは、まさに地元ならではの味わいですね。
5:【秋田】ワインやチーズとベストマッチな秋田の伝統漬物
ローマ出身の料理研究家であるフランチェスコさんのお気に入りが、雪国秋田の伝統的な漬物「いぶりがっこ」。干し大根を囲炉裏の上に吊るして燻製乾燥させた漬物は、個別包装なので食べたいときにサッと開けてパクッと食べられます。燻製しているのでワインやチーズとも良く合い、海外のご友人へのお土産にも愛用しているのだそう。
6:【岩手】牛乳本来の風味が感じられる自然ヨーグルト
本当のおいしい牛乳をのんでほしいという思いから、“山地(やまち)酪農”という1年を通して牛を自然に近い形で放牧する、全国でも数少ない酪農牧場『なかほら牧場』。そのなかほら牧場の牛乳と、久慈市の佐幸本店の無農薬で自然栽培の“山のきぶどう”を合わせたのが「山のきぶどう ヨーグルト」。牛乳の持つ自然の風味が豊かな、ほかでは味わえな飲むヨーグルトです。
7:【岩手】期間限定!一度に買い占めたくなる生うに牛乳瓶
三陸海岸でうに漁の解禁は、毎年6月から9月までの限られた時期だけ。このシーズンにだけ堪能できる、ミョウバンや塩も加えない貴重な採れ立ての生うにを紹介してくれたのは、食文化研究家の後藤さん。三陸の山田町などで採れた自然のままの生うにが“牛乳瓶”に詰められて販売されるという地元ならではの贅沢な季節限定品は、是非手に入れたいですね。
8:【岩手】龍泉洞の名水とともに味わう涼菓・水まんじゅう
秋と夏の寒暖差の激しい岩手県から夏のお土産にぴったりな、酷暑を乗り切る“涼しい”甘味「水まんじゅう」をご紹介しましょう。キンキンに冷やした岩手県岩泉町にある鍾乳洞・龍泉洞の名水に浮かべて味わうという、『中松屋』の水まんじゅうです。つるりとした冷たい舌触りと栗あんの素朴で自然な味わいに名水の仄かな甘味が加わり、しみじみと心を打たれる夏にふさわしい逸品です。
※掲載情報は 2015/08/13 時点のものとなります。
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