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いよいよお盆休み!の人もそうじゃない人も、里帰りのシーズンですが、里帰りのお土産はもう準備されましたか?おじいちゃんやおばあちゃんをはじめ、親戚の皆さんが一同に介するお盆はそれぞれが懇親のお土産を持ち寄るちょっとしたご当地モノの「品評会」。東京にお住まいの方は定番から日々開発される新商品まで、豊富すぎる品から「一体何を選べばいいんの?」と悩んでしまいますよね。今回は老舗の粋な品から、話題の品まで帰省先で喜ばれる「東京土産」をご紹介します。
【江戸の粋】かわいらしいカタチと夏の色彩、日本の夏を楽しむ「冨貴寄」
東京・銀座で明治23年に創業、代々和菓子作りの伝統を受け継いでいる菊廼舎。なかでもこの「冨貴寄」はお店の看板商品として名高い人気の品。何よりこの色彩の美しさが目を引きます。中に入っているのは小さくてかわいらしい干菓子。季節に合わせた商品も魅力的で、「夏色缶」の涼しげな水色の缶を開けると、夏の海辺の景色が広がるという和菓子らしい季節感が楽しめるのも実に小粋。ひとつひとつの干菓子のカタチや色合いも個性的ですので、大勢の人が集まる席では「おーっ!」と歓声が上がること間違いなしです!。
【近場なら】特大おはぎの名店の隠れた人気「あんみつ」
東京有楽町と麹町にお店を構える老舗甘味処「おかめ」の看板商品といえば、小豆にこだわった特大のおはぎですが、常連客のなかで密かに指名買いされているのがこの時期に涼感を呼ぶ「あんみつ」です。おはぎでも定評のあるあんこが甘味の中心として確かな存在感をみせつつ、大ぶりな求肥にフルーツ類もたっぷり!それでいて甘さは控えめで実にさっぱりといただけるところはさすが老舗の技。近場への帰省なら手土産感覚でどうぞ。
【カフェ】こだわりのカフェ文化を贈りものとして
小ぢんまりした伝統の「喫茶店」から、自家焙煎に丁寧なハンドドリップを提供するこだわりのカフェまで、現在の東京はカフェ文化の最盛期ともいえる充実ぶり。その文化を丸ごと帰省先に運んでいくというのもひとつのアイディアかも知れません。コーヒー豆を贈るということももちろんですが、ちょっとおしゃれにこんなビン入りのカフェを持っていくというのはいかがでしょう?
「たった一杯で幸せになるコーヒー屋」というコンセプトで、恵比寿でいつも賑わいをみせている猿田彦珈琲のこの商品はミルクを注ぐだけでお店で大人気のこだわりの「カフェオレ」を楽しめてしまう優れもの。ミルクを入れてもなお際立つ濃厚なコーヒーの香りと味わいを残すカフェオレ、東京のカフェ文化の話題にも花が咲きそうですね!
【ポップ】世界のスイーツが集まる東京らしいポップなキャンディー
カラフルな小粒のキャンディーの断面には様々なフルーツの絵柄がデザインされたこの商品はスペインバルセロナ生まれのとびきりキュートなキャンディー店「パパブブレ」のもの。太陽の国らしいとびきり鮮やかな色合いとかわいすぎる絵柄はインパクト抜群!そしてこの飴、実際にお店で職人さん色付けしたキャンディーを組み合わせて、複雑な絵柄を組み合わせて作っているのです!お店を訪れればその様子をオープンに見ることができますよ。もちろん外見だけでなく味も洗練されていて。一粒口に含むとさわやかな酸味とフルーツの風味が口いっぱいに広がります。移動時間や温度も気にする必要がないキャンディーは、使い勝手がいいところもポイント、帰省はもちろんいろいろなシーンで使えそうですね!
【ふわふわ餅】それはマシュマロのような柔らかさ!大人気の「八雲もち」
あまりに好評で東京土産として繰り返し愛用する方も多い、この見るからにふわふわのお餅は都立大学駅から歩いて3分ほど、目黒通り沿いにある御菓子所ちもとの「八雲もち」。蒸したもち米に黒砂糖と上白糖を混ぜたものに、泡立てた卵白と寒天を加えた求肥もちで、まるでマシュマロのようなふわふわでやわらかな食感がその特徴です。砕いたカシューナッツが入っており、カリッとした歯ごたえと香ばしさと食感のアクセントでますますそのやわらかさが際立たせる演出も見事。ひとつひとつ竹の皮に包まれていて和の雰囲気もたっぷりです。大人気の商品で午後には売切れてしまうこともしばしば。お求めはお早目の時間帯で。
【銀座の正統】昔から変わらない堂々とした佇まい「かりんとう」
その商品名を堂々と冠する銀座の老舗「かりんとう たちばな」の王道の商品がこちら。明治42年の創業以来、引き継がれる伝統の味は変わらず1種類のみというブレない姿勢はさすがです。白砂糖ベースの蜜でコーティングで、表面は艶のある黄金色をしています。カタチは細めの「さえだ」と太めの「ころ」の二種類。味付けは同じながら、そのカタチが変わるだけで味わいが違うのが楽しいところ。口の中で溶けるやわらかな蜜と、カリっとした食感は幅広い年代に愛される定番中の定番。長い年月を経てきたシンプル×ミニマムな包装も現代にあって実に上品で、折り目正しい紐の結び目やのし紙もクラシカル。贈る相手やシーンを選ばない、外さないお土産とはこのこと。頼りになる一品です。
【まるで宝箱】夏の涼菓子あんみつと水羊かんをひと口で楽しめる「宝石箱」
西麻布の閑静な住宅街にある和菓子屋「麻布 昇月堂」の「一枚流しあんみつ羊かん」。もうそのビジュアルからして、すでに存在感抜群。職人のこだわりと高い美意識が結晶したような創作和スイーツです。水羊かんにあんみつの具、寒天・求肥・栗を入れて平面に流し込むというこの発想にアッパレ、漆黒の羊かんのなかに色とりどりにならぶ具材はまるで「宝石箱」のよう。気になるお味は上品な甘さで、こしあんと小豆、栗の甘露煮とすっきりとした寒天のバランスが良く、そこに求肥のもちもちの食感がアクセントになって実においしい!見た目よし、羊かんとあんみつをまとめていただけような満足感の高い一品です。
【ご当地】今や東京は全国物産の見本市会場!今年なにかと話題の北陸から
日本各地、その土地の文化や風土を活かしたいわゆる「ご当地もの」が活況。次々と魅力的な商品が生まれていますよね。ここ東京では各地の熱気そのままに全国のアンテナショップが都内各地に展開、実際にそうした商品を味わえる機会に恵まれています。これもまた大きな消費地、東京らしさかもしれません。帰省土産として気になる地域の品をチョイスして、いつか訪れる旅について会話するのも素敵な時間。
そのなかで新しく開業した「北陸新幹線」によって全国でも話題、この夏にも観光客がどっと押し寄せる北陸・富山から一品をご紹介。天保9年(1838年)創業の富山は高岡の大野屋が和菓子の木型を使い、富山県産コシヒカリの粉末粉や国産素材を組み合わせて作った「高岡ラムネ」は、一見和菓子の落雁と間違えるような上品な和の雰囲気が漂う、「大人のための」ラムネ。東京では有楽町のいきいき富山館ほか、渋谷ヒカリエのショップでも販売されています。
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※掲載情報は 2015/08/09 時点のものとなります。
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