![ザ・ビアー su 素[菅原工芸硝子]](https://c-ippin.gnst.jp/img/placeholder.jpg?1477017390 "ザ・ビアー su 素[菅原工芸硝子]")
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ザ・ビアー su 素[菅原工芸硝子]
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いつもどんなグラスでビールを飲んでいますか？
ビールのグラスと言えば思い起こすのは、やはり“ジョッキ”。ビアガーデンで「カンパーイ」と仲間とジョッキをガツンと合わせる瞬間こそ、まさに夏ならではの醍醐味！ 中にはその瞬間のために、今日の仕事を頑張る人も。そんなときのビールのほとんどは、喉ごしさわやかなピルスナータイプのビールです。
でも、最近巷で大人気のクラフトビールには、ピルスナー以外にも、柑橘の華やかな香り高いタイプや、麦芽をローストした香ばしい深みを楽しめるもの、ふくよかな小麦の甘さをやさしく感じるものなど、その味わいは多種多様。ちなみにビール大国ベルギーでは古くから醸造所ごとに全くタイプの違うビールを造っていて、そのビールを最高に愉しむために、味わいを充分に引き出す形状をもつ専用グラスがあり、そのグラスで飲むことがひとつのステイタスでもあります。
多様なクラフトビールを愉しむならグラスにもこだわろう
日本のクラフトビールの中でも、そのおいしさが海外でも評価され人気を博している「COEDOビール」。埼玉県川越の小江戸の街から生まれたビールは、さわやかなで透明感のある「COEDO瑠璃」、小麦の甘さが優しい「COEDO白」、麦芽のまろやかな香味の「COEDO漆黒」、名産の紅芋をつかった「COEDO紅赤」と、そして白葡萄やスパイシーな柑橘香りを複雑に味わう「COEDO伽羅」が定番のラインナップです。
中でも特に複雑に香りと味わいが口の中で織り成し、ひと口毎に味わいの変化を楽しめる「COEDO伽羅」は、アメリカのデンバーで2年に一度開催されるワールド・ビア・カップで2014に銀メダルを獲得。それを記念して、香り、苦み、深み、様々な要素をもつこのビールの味覚と視覚で最大限楽しめるようにと、ひとつひとつハンドメイドで素晴らしいグラス作りをする菅原工芸硝子に、オリジナルグラス3種類を製作依頼しました。
ビールの色を際立たせる、実にシンプルなラウンドグラス
ひとつ目は、「su（素）」。ナチュラルでシンプルに薄く吹かれたグラスは、自らの存在感を極力なくし、注がれたビールの色の美しさを鮮明に際立たせ、その香りと味わいをストレートに、かつクリアに味わうことができます。丸い形とうすはりのガラスがCOEDO伽羅の香りを自然に鼻に集め、ビールのもつ旨味を丸く素直に伝えます。コロンとしたフォルムを両手で包みたくなるかわいらしさです。
星空をながめながらビールの余韻を愉しむグラス
ふたつ目は、「spangle（スパングル）」。すべらかに広がる口のあるグラスの、厚い底のガラスの中には、まるで星空のように銀箔が浮遊しています。COEDO伽羅をグラスに注ぐことで、星が金色に輝き始め、広がる口でビールが自然に体の中に運んでくれます。ぐっと飲み干し、空になったグラスの底を見上げる瞬間に、泡のレースに見え隠れする煌めく小宇宙を愉しめる、そんなグラスです。
秘められた魅力を最大限に引き出すグラス
三つ目は、「likka （リッカ）」。斜めの飲み口と水面のさざなみのようなディンプルが美しい球体のグラスです。 グラスのラウンドと膨らみが伽羅の香りを鼻へと集め、適度な量と早さでビールが喉に流れこみ、COEDO伽羅の持つ複雑な魅力を口の中全体で最大限味わい尽くすことができます。試してもらいたいのは、グラスの口の高い方と低い方から飲む味わいの違い。低い方から飲むとさらに香りが鼻に集まり、ビールの持つより深い魅力を体感できます。
この3種のグラスは、菅原工芸硝子の職人たちが社内コンペを行い、優秀作品を商品化しました。灼熱の炉のそばでガラスを吹く職人たちだからこそ“最高においしいビールを飲めるグラスを作って、ビールを飲みたい”というまさに“熱い”想いも込められています。
グラスはその形状によって、不思議なぐらい、飲み物の味を変化させます。このグラスといつも使っているグラスに同じビールを注ぎ入れ、飲み比べてみてください。それまで気づかなかったビールに秘められていた魅力と職人の技を必ず体感できます。
グラスは単体はもちろん、グラス3種のセット、また、グラス3種とCOEDO伽羅2本のセットでも購入可能です。
一歩上いくグラスで愉しむビールの味わいの魅力、ぜひ、お試し下さい。
- 紹介しているお店
- 菅原工芸硝子
※掲載情報は 2015/07/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ビアジャーナリスト/パンコーディネーター
宮原佐研子
日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』（ワイン王国）、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』（宝島社）、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』（KADOKAWA）他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ？パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。
