7月28日は7（な）2（に）8（は)ということで「なにわの日」！「なにわ」といえば「大阪」！「大阪」といえば、味にうるさい食い倒れの街！今回は難波（なにわ）をはじめとした、旅行や出張の際に押さえておきたい大阪グルメをご紹介。大阪庶民の台所「黒門市場」、浪速の関東煮（おでん）の老舗「南たこ梅」、大阪の町工場で作られる幻の「ヘルメスソース」から新しい大阪の“うまいもん”！梅田のデパート限定販売のグリコの高級ポッキー「バトンドール」までご紹介！食い倒れも納得する“ほんまもん”の“うまいもん”であなたも食い倒れてみてはいかがでしょうか。

大阪といえば、蛸を使った料理が有名ですが、ご紹介するのは浪速の関東煮（おでん）の老舗「南たこ梅」の名物「たこの甘露煮」。創業より受け継がれた秘伝のだしと、瀬戸内海や和歌山沖で漁れた蛸を独自の炊き方で仕上げられた大阪グルメの逸品。たこの驚くほどの身の柔らかさと甘味に、蛸の香りが口いっぱいに広がります。また、蛸だけでなくファンが多いのが長年試行錯誤の末に、作り上げられたという「特製からし」。100%和からしをベースに、水でなく酢で溶いた、南たこ梅のおでんに合うように作られたからしなのです。タウリンという栄養素が豊富に含まれている蛸を老舗の味で仕上げた猛暑にぜひ味わいたい大阪の“うまいもん”です。

ふぐも大阪グルメの代表格！ふぐ料理店も多い大阪ですが、こちらはふぐ専門店の「太政」が作る『さば寿司』！京都では高級な趣もある「鯖寿司」に対して、「高くて旨いのは当たり前！」気質の大阪での、この「太政」の「さば寿司」は「親しみ深い」趣を感じるとエッセイスト・文教大学 准教授の横川潤さんは紹介されています。この「さば寿司」は庶民の台所といわれる「黒門市場」内の「太政（お持ち帰り専門店）」で購入できるので、大阪土産としてもピッタリ。「太政」は漫才師の横山やすしさんが愛してやまなかったお店としても知られ、大阪の庶民的な味わいを手軽に味わえる嬉しい“うまいもん”です。

お好み焼きやたこ焼きの「粉もん」、串かつの「揚げもん」と、ソースにはうるさい大阪人！そんな大阪で幻のソースと呼ばれる「ヘルメスソース」！大阪の町工場で、しかも家族の手作業で少量しか作られない「入荷2ヶ月待ち」の希少なソース。ちなみに「エルメス」でなく「ヘルメス」というネーミングはギャグでなく、創業者・坂井一男氏がギリシャ神話に登場する神々の使者で商業の神様の名前から付けたのが由来だそうです。ソースにうるさい大阪人も納得する、この「ヘルメスソース」。手に入りにくい幻の大阪の味としてお土産にも贈り物にも喜ばれそうです。

大阪は出張先としても訪れる方が多い街ですが、この「ふる里の味 とん蝶」という「おこわ」は実は大阪出張の際の定番で、人気の「隠れ名物」なのだそうです。おにぎりよりは少し大きめのこの「おこわ」ごはん。大豆と昆布と小さな梅干しがぎゅっと詰まった素朴な味ですが、それが癖になる美味しさだとか。絹笠という老舗の御菓子屋さんで販売されている、この「おこわ」は、お店の他にも新大阪駅構内の売店等で購入できるので出張や旅行の帰りの新幹線での楽しみや、家族へのお土産におすすめの、ほっとする“うまいもん”です。

大阪心斎橋といえば「グリコネオン」が頭に浮かぶ方も多いのでは？その「グリコ」は大阪が発祥の有名お菓子メーカー「江崎グリコ」として、キャラメルの「グリコ」のほかにも様々なお菓子を世の中に発表していて「ポッキー」も誰しもが知る人気のお菓子ですよね。そんなグリコが手がけた関西でしか買えない高級ポッキー「バトンドール」！これも大阪の新しい“うまいもん”としてご紹介させていただきます。「バトンドール」とはフランス語で「黄金のスティック」という意味で、その名の通りその香りと風味はリッチな味わい。関西の百貨店のみ販売でしか手に入らない話題の高級「ポッキー」は、大阪土産にもピッタリです。