かんきつぽんずの「激戦区」を勝ち抜いた徳島の有機ゆずぽんず

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冷奴・豚の冷しゃぶに。香り立ちが秀逸。

かんきつぽんずの「激戦区」を勝ち抜いた徳島の有機ゆずぽんず

夏場には、冷しゃぶが食べたくなる。それも金華豚の冷しゃぶが食べたくなる。そうするとぽんずのいいものが欲しくなる。仕事で全国を周っている時に、必ず空港で「いいぽんずがないかなあ」と探しては、出会ったものを買って帰る。そしてなくなるとまた別のところで、買うんです。ゆずやすだちの産地の四国は、ぽんずの激戦区。そのなかでも、今回ご紹介する徳島の美馬農協の「有機ゆずぽんず」は、香り立ちが他のと違い一番良かったです。

 

ちょっと大根おろしを入れてつけて食べると、冷しゃぶとの相性はバツグン。涼しさが口の中に広がり、豚の甘味・旨みが口いっぱいに広がり、「あぁ、夏らしいなあ。」と感じさせてくれます。

 

ところで、食というものは、もちろん舌で楽しむものですが、それだけでなく見て楽しむ、そして音で楽しむということも大切だと思うんです。

 

例えば「音」といえば、軒下につるした風鈴の音色。東京の夏の風物詩、「四万六千日」のご縁日にちなんで開かれる浅草の浅草寺のほうずき市が終わると、ほうずきは軒先から別のところに置いて、軒下には風鈴だけをかけます。今では数少なくなった豆腐屋さんの豆腐の冷奴を、その江戸情緒たっぷりの風鈴の音を聞きながら食べるのは楽しいものです。その冷奴にもこの有機ゆずぽんずは合うんです。みょうがやしょうがの香りも損なわず、それどころかこのぽんずが、豆腐と薬味を調和して絶妙な演出をします。食べ物どうし、喧嘩すると熱が生まれてしまうので、そうさせないが、このぽんずのまた良いところです。

このぽんずは、徳島の美馬のものです。そこは、山に囲まれていて、大きな吉野川が流れ水にも、太陽にも恵まれた土地柄です。自分でその土地を見たからこそ分かるんですが、自然がきれいなところで、デリケートで栽培が難しい胡蝶蘭の生産で日本有数の地です。そんな土地で作られる「ぽんず」は、「間違いない」かとおもいます。

 

このぼんずには、貴重な有機ゆず果汁が贅沢に使用され、酸味のきいたぽんずに仕上げられています。きれいな黄金色の有機ゆずの果汁、有機醤油、有機純米酒、有機砂糖と煮釜で煮出したかつおだしをブレンドして、酸味と旨味をバランス良く仕上げられています。天然のやさしさが口いっぱいに広がってくる、有機栽培にこだわった天然の良さが実にいいんです。

 

夏場のお話しをしましたが、冬にもおすすめです。やはり鍋に合うんですね。このぽんずは、豆腐・豚との相性が良いみたいで、夏は冷奴に冷しゃぶ、冬はしゃぶしゃぶに湯豆腐に合わせてほしいですね。このぽんずひとつで味が変わりますから。小さな発見が大きな味わいにつながりました。

 

我が家には、小さな子供と年寄りもいますので、「からだにやさしいもの」じゃないとだめなんですね。ですので、できるだけ「有機」なものがいいかなと思っています。「有機」だけに、使い続けるには「勇気」がいりますけどね。

かんきつぽんずの「激戦区」を勝ち抜いた徳島の有機ゆずぽんず

※掲載情報は 2015/07/21 時点のものとなります。

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キュレーター情報

林家三平

落語家

林家三平

●本名:海老名 泰助
●生年月日:昭和45年12月11日
●出身:東京都台東区根岸
●「昭和の爆笑王」初代林家三平の次男、祖父は七代目林家正蔵。
●中央大学国際経済学科入学後、平成2年に林家いっ平として落語家の修業に入る。
●現「ねぎし三平堂」堂長
●徳島県美馬市観光大使
【経歴】
●平成5年 二ッ目昇進
●平成11年 シンガポールにて江戸落語「禁酒番屋」を史上初めて英語で公演
●平成14年9月下席より真打昇進
●《第19回》平成14年度浅草芸能大賞「新人賞」受賞
●平成17年7月16日「大銀座落語祭2005」ヤマハホールにて中国語落語「時そば」
●平成18年7月15日「大銀座落語祭2006」ヤマハホールにて中国語落語「動物園」中国語版を発表
●平成18年10月 中国 青島にて中国語落語を公演
●平成19年4月 中国 上海、福建省アモイにて中国語落語を公演
●平成21年3月下席より 二代 林家三平 襲名
●平成22年11月20日 中国上海「蘭心大劇院」にて二代林家三平襲名披露公演を行う
●イケメンらくご家グランプリ 1位受賞『らくご☆まがじん』(35歳から49歳の部)

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