実は夏が旬!一流の甘酒がもたらす効用とは?

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「飲む点滴」といわれる甘酒は老若男女におすすめ

梅雨の長雨ですっかり気力体力が落ちてしまい、食欲もなかなか出ない。幼少の息子も夏風邪を引いてしまい、いったいこんな時は何を食せばいいのだろう……と思っていた矢先、とても素敵なものが届いた。

 

「甘酒」だ。それも特別な。

 

創業大正3年の福井県越前市のマルカワみそ。ここは地下水、木樽を使うことにこだわり、長期にわたって蔵に棲みついた多様な天然菌を用いた発酵食品が有名だが、このマルカワみその「蔵付き麹菌」と九州の「無農薬・無化学肥料の自然栽培米」で作られたのが、「九州の匠 甘酒」だ。

 

甘酒は、一般的に菌を化学的に培養し大量生産されたものが多く、原料に酒粕を使ったものだとアルコールが含まれ砂糖で甘みをつけるため、味にクセがあり苦手な人も多い。この「九州の匠 甘酒」は砂糖を加えた甘みではなく、米麹の酵素が米のデンプンを分解して出る甘味。しっかりしたコクがあるので、少量でも満足感を与えてくれる。点滴といわれる所以の栄養素もアミノ酸、ビタミンB群、ブドウ糖など人に必要不可欠のものが十分に含まれている。

 

甘酒は温めて飲む冬のイメージがあるが、実は昔から俳句でも夏の季語として用いられ、暑さで低下した体力の滋養供給を目的に飲まれていたとか。同量のお湯やお水で割って飲むのが簡単でおすすめだが、砂糖のかわりに煮物やお菓子作りにも使えるし、焼酎や日本酒に入れて「どぶろく」のように味わってもおもしろい

老若男女、それぞれの楽しみ方で味わえる甘酒。体力回復、お中元など夏にこそおすすめしたい一品である。

実は夏が旬!一流の甘酒がもたらす効用とは?

併設した食事処「福のや」では、自然栽培のイキイキした野菜の絶品料理が食べられます。

実は夏が旬!一流の甘酒がもたらす効用とは?

「九州の匠 甘酒」をプロデュースしたナチュラルハーモニック ピュアリィの店舗です。

※掲載情報は 2015/07/17 時点のものとなります。

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キュレーター情報

岡村貴子

日本第1号オーガニックコンシェルジュ

岡村貴子

4年間のオーストラリア滞在中に自然の中を裸足で暮らす原始生活を体験。
自然との共存の大切さを学び、2004年にオーガニック・コンシェルジュ協会、
同時に資格制度を立ち上げる。オーガニックの魅力を伝える{案内人}として講演、執筆活動のほか業界初のエコタレントとしてソニーミュージックアーティストに所属。メディアを通じてナチュラルなライフスタイルのあり方を発信する。
2010年によりオーガニックを楽しむ場としてオーガニック研究所を設立。
2013年、初産ながら自宅出産にて男児を出産。
現在はタイムラインエージェンシーに所属し、東京と九州の都会・田舎暮らしの
2拠点居住を実践しながらリアルオーガニックを追求中。
著書「オーガニック入門」(ソニーマガジンズ)

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