夏休みは目の前、でもその前にやってくるのが「お中元」。風習はわかるけど贈った事がない。それに失敗したくない。そしてせっかく贈るのであれば、他の人と差をつけたい！そんな皆様のために基礎からわかる「お中元講座」。

もともと「中元」という言葉は、中国の道教から始まっている言葉で、旧暦の7月15日を指します。神様を祭る盛大なお祭りが開かれていましたが、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」(お盆のこと)と混同されるようになり、いつのまにかお中元時期は祖先の霊を供養する日となりました。

江戸以降、お中元時期には親戚や知人が祖霊参りで往来し、そのお礼として贈り物を贈る習慣ができ、お世話になった方に贈り物をする風習が残りました。これがお中元の始まりなんです。

これも良く聞く話です。関東が7月初めから7月15日頃までに贈る、関西は1ヶ月遅いため、関西の方が遅いというのが通説です。では何故時期がずれるのでしょう？これは新暦と旧暦の違いで発生するようになりました。何故、地域によって新暦と旧暦がずれるのでしょうか？時代は明治時代にまでさかのぼります。旧暦から新暦に変わったときに地区毎に対応が分かれた事に起因しています。その頃から関東は新暦を、関西は旧暦のままで来た地域が多かったため今でもこのお中元時期がずれるようになりました。

以上が基礎講座です！

それでは、次は大事なお中元を外さないために必要なものは、贈る物です。今回は、やはりデキル人と見られるためにも外さないテッパンアイテムをご紹介します！さらに、贈る方のエリアでなかなか手に入らないものを贈ると良い印象は増しますので、楽しみながらご覧ください！

まずはお中元の定番、絶対外さないテッパンの上位に必ず来るのが「ビール」です。たかがビール、されどビール。ナショナルブランドのビールも、もちろん良いですが、あなたはデキル大人です。地域性を出すアイテムで差をつけちゃいましょう。

こちらは、大阪・箕面で作られるこのクラフトビール。美人3姉妹が切り盛りする「箕面ビール」は、家族経営で作り出しています。世界的にも認知度が上がってきて6年連続世界の品評会で金賞を受賞する実力の持ち主。お中元用のギフトも3000円以下から10000円弱までのセット商品のラインナップが充実しているので、贈り先の家族構成や、どれくらい飲まれる方なのかを考えながら選べるのもいいですよね！

関西の方に贈るのであれば、この茨城県の常陸野ネストビールのギフトをお勧めします。一番人気ともいえる「常陸野ネスト ホワイトエール」。アメリカでも絶大な人気を誇り、国内外のビアコンペティションで金賞に輝く国産クラフトビールです。「ホワイトエール」は、ベルギーで生まれたビアスタイルでコリアンダーやオレンジピール、ナツメグなどのハーブを用いた、爽やかさとフルーティさが特徴です。小麦を使っているため、柔らかくふくよかながらもすっきりした味わい。こちらもギフトの価格帯は3000円以下からご用意があるので、柔軟に選べますよ！

ビールについで定番のテッパンアイテムはやはり「ハム」「ベーコン」「ソーセージ」等のお肉でしょう。こちらは、岐阜県の養老町で作られるベーコン、ソーセージ。日本名水百選の養老の滝もある山麓の自然豊かな町。その工房で厳選された新鮮な原材料を、昔ながらの伝統製法で、職人が1本1本丹精込めて作ったベーコンです。杉の木樽に漬込み、時間をかけてじっくり熟成させているので、肉の旨味が凝縮しているこれをお中元で贈るのは喜ばれますよね！

富山は関西圏のエリアですが、まだまだ関東にも関西にもそこまで知られた存在ではないこの画像が物語る圧倒的な迫力の焼き豚。美しくロールされた直径10cm×長さ10cmにも及ぶまさに肉のカタマリ。富山県は射水市のお肉の総合食品会社がその熟練した職人とともに「本気」でつくった「自信作」です。フレッシュな豚バラ肉を熟練の職人が手仕事で巻き上げ、自家製しょうゆだれをしっかり染みこませたあと、昔ながらの脂がしたたる「直火焼き」でじっくり時間をかけて焼き上げてうまみを凝縮。焼き上げ後もその味を逃さないようにすぐさま真空パックで閉じ込めた、抜かりのない仕上げ！食品メーカーならではのリーズナブルなお値段も魅力の焼豚です。お中元でこれが届いたらちょっと興奮しますよね！