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今や様々な進化を遂げている調味料。お料理は「さしすせそ」なんてルールはもしかしたらもう古いのかも?そこで、今日はさっと使えて格段に料理の腕があがる、新しい調味料を集めました。見たことがない珍しいものは使いこなすのが難しく感じるかもしれませんが、普段の調味料を切り替えるつもりで、気軽に使ってみましょう!
1:米と塩でできた全く新しい和の調味料
独創的で洗練された日本料理を追求する京懐石「紫野和久傳」。その紫野和久傳が作ったのが「虹の塩」です。京都の海水をじっくり釜炊きにした「塩」と、京丹後の大地で農薬を使わずに育まれた「米」からできた全く新しい和の調味料です。二つを合わせたことで、塩のとがった辛さが消え、代わりにまろやかさが強く感じられるように。また、お米の柔らかい甘みが口の中にふわっと広がるようなっています。定番の白色以外にも「山椒、穂じそ、ウコン、紅麹」などの自然の素材で色付けした5色を展開。お肉やお魚、また、蕎麦やお野菜にさっとふりかけるだけで、料亭のエッセンスを取り入れた上品な一皿に。
2:今食べたいのはバーニャカウダじゃなくて「和製なめ味噌」
生野菜をたくさん食べられることで、今やカフェやレストランにはかかせない「バーニャカウダ」。好きな女性は多いですよね。でもニンニクやアンチョビの香りが気になるという方も多いのでは?そんな人にオススメなのが、こちらの「なめ味噌」。なんだかオジさんのお酒のアテのような気もしますが、ご心配なく。なめ味噌は麦味噌をベースに、カシューナッツや野沢菜がブレンドされてとってもヘルシー。しかも、おしゃれな食事が簡単に作れると今注目を集めています。野菜スティクで「和製バーニャカウダ」を楽しめるほか、フランスパンにつけると「和風ブルスケッタ風」、お刺身や焼き魚、グリルしたお肉などにちょっとつけても、いいアクセントになります!
3:ブームが去ってもやっぱり美味しい!食べるラー油
爆発的なブームが去って、いまやすっかり定番調味料の仲間入りを果たした「食べるラー油」。美味しいものはたくさんありますが、中でもおすすめなのがこの「よっちゃん ラー油」です。新鮮な菜種油に、中国産の一味唐辛子と韓国産の粗挽き唐辛子をブレンドし、さらにそこへ数種類のスパイスをプラス。2時間じっくり加熱して少し時間をおいて熟成させたものです。餃子につけて食べるのはもちろんのこと、インスタントラーメンやそうめんにプラスして食べてもおいしいです。通常の辛さの「香辣油」、倍の唐辛子を入れている「大辛辣油」、「にんにくラー油」の3種類。
4:垂らすだけ!お肉や野菜がスモーク料理に変わる薫製しょうゆ
ベーコンやサーモンなど、スモークされた食材には、食欲をそそる独特のかぐわしさがありますよね。最近では枝豆やネギなど、野菜のスモークを見かけることも増え、食べ方が広がっているのがわかります。ただ、スモーク(燻製)料理は家庭でしようと思っても簡単にはできないもの。そこでスモーク料理の味を簡単に再現できるのが、この「燻製しょうゆ」です。焼いたお肉やお野菜に一滴垂らすだけ。燻製の奥深い香ばしさが、醤油の旨味に乗って、まるで素材を燻製料理にしたかのような味に、一瞬で変身させちゃいます。もともと醤油と燻製料理は相性が良いもの。二つが一つになったことで、簡単にいつもの料理がワンランクアップ!
5:京都祇園に一子相伝で伝えられてきた、大人が喜ぶ黒七味
食事をしてる途中、少し味の変化が欲しいことってありますよね。そんなとき、よく手に取られる「七味唐辛子」。唐辛子に青海苔や生姜、麻の実などの香辛料を混ぜ合わせた調味料で、お店だけでなく家庭でもよく見かけるものです。創業元禄16年、祇園原了郭の「黒七味」はそんな七味を大人好みに仕立てた一品。古くより公卿、宮家、茶人、文人墨客などの風流人に愛されてきた名品で、明治から大正期にかけては「宮内省御用品」の栄誉を受けたという一品です。ふだん何気なく使ってる七味唐辛子ですが、たまには一流品と呼ばれるものを味わってみませんか?
6:箱根の温泉旅館で使われる「醤油+だし+ポン酢」な万能タレ
箱根の人気旅館チェーン「一の湯」で提供される「一の湯特製 鰹醤油たれ」。一の湯では、夕食時の定番メニューである箱根山麓豚のしゃぶしゃぶのタレとしてお出ししているのだそう。鰹のエキスが効いたおだしと醤油とポン酢を合わせて割ったような味わいで、さっぱりしつつも旨味とコクがあり、鍋物にはぴったり。普通のポン酢は酸っぱすぎて好きじゃないという方や、醤油だと塩分が強すぎるという方にオススメ。もちろんお鍋以外にも使い道はたくさん。お湯で割ってうどんやお蕎麦の出汁にもなるし、ストレートでつけだれにも。親子丼や肉じゃがもこれ一本で作れるまさに万能な一本。
7:ぶどうの香りをほんのり楽しむ、国産山ぶどう塩
美しいルビー色が目を引くのは「山ぶどう塩」。岩手県と秋田県にまたがる八幡平にある山ぶどう農園「WILD GRAPE FARM」で作られているもの。生産者はなんとプロのカメラマンというから驚きです。三浦ガクさんは、八幡平の自然に魅せられて山ぶどうの生産をはじめ、商品の写真からデザインまで手作りで行っているのです。完全な無農薬栽培で育て上げたぶどうと、平釜で炊き上げた宮古のあら塩を組み合せて作った「山ぶどう塩」。山ぶどうのほのかな香りと、料理に華やかさを添える美しい見た目で、サラダや魚料理の仕上げの飾り塩として使用する人が多いのだとか。特にワインとの相性は抜群で、イタリアンやフレンチのシェフが好んだ使うのだそう。お料理をおしゃれに仕上げたいときにどうぞ!
※掲載情報は 2015/06/30 時点のものとなります。
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