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世代の壁なく愛され続けているパン。美味しいパンには、食べた人を笑顔にさせる不思議な魅力があふれています。たった1個のパンにも、パン職人の思い、小麦を作る生産者の思いなど、私たちには計り知れないいろんな人の思いがぎゅっと詰まっている。そんなことにも思いをはせながら味わいたい、全国各地の人気パンをご紹介します。
1：【大阪／乃が美】関西・名古屋で人気沸騰の「高級生食パン」
焼かずに「生」で食べても美味しいことを追求した「高級生食パン」の専門店がブレイク中！ 大阪の上本町に本店があり、西宮（兵庫）、名古屋（栄）の3店舗を展開している「乃が美」の食パンです。口に含んだ瞬間にとろけていきそうな生地、ふわっとした心地良い弾力と食感で、一度食べると忘れられない美味しさと評判になっています。小麦粉はカナダ産の最高級小麦粉「アヴァロン」を100%使用。卵は使わず、生クリームバターも徹底的に吟味。ハチミツのほのかな甘みが感じられるのも特徴です。
2：【神奈川／marumaru】夏にぴったりの「ココナッツオイルのパン」
神奈川県藤沢市にある「marumaru」は、有機材料にこだわり、自家製酵母を使用したパンを焼いているお店。ここの「ココナッツオイルのパン」に注目です。 重さは約１kg、直径約30センチの大きなパンで、形は少々いびつ、表面はボコボコ、質感や印象など見た目は普通のパンとはかなり違います。ところがナイフを入れた瞬間、甘いココナッツの香りが漂い、食べる前からその甘い香りに心癒されるサプライズが待っています。国産小麦100％、自家製酵母使用で、日が経っても美味しく食べられますよ。
3：【岩手／福田パン】毎日通っても飽きない！岩手県民のソウルフード！
岩手で知らない人はいない「福田パン」は、1948年創業のコッペパンのお店。幅が太く大きなコッペパンですが、60種類近くの中から好きな具材やクリームを選ぶことができ、子どもでもペロリと食べられる地元民のソウルフードです。すべて自社工場でその日に焼かれたパンなので、やわらかくしっとり。初めて食べるなら、おすすめは一番人気の「あんバター」。甘い系だけではなく、メンチカツや焼きそばなど食事系の具材もかなり豊富。いつ行っても食べたい味に出会えることも、人気の理由と言えそうです。
4：【広島／八天堂】 海すら超えて海外でも人気の「空飛ぶクリームパン」
広島県三原市に本店のある「八天堂」は、昭和8年に和菓子店として始まったのが最初。現在は、３代目によって東京、大阪、韓国など国内外に約20店が展開されている大人気のパン店です。看板商品がこちら「くりーむパン」。そのほとんどが東京・大阪へ飛行機で出荷されるため「空飛ぶクリームパン」とも呼ばれています。ベストな食べ方は、冷蔵庫から出して10分経った頃。口どけが良く時間がたっても柔らかいのが特徴で、スイーツ感覚で楽しめ
5：【北海道／ルスツリゾート】北海道生まれの超強力粉「ゆめちから」を使った食パン
パン用の小麦は一般的に強力粉が使われています。それを上回るグルテン量の「超強力粉」として、長年の研究開発の末に誕生したのが北海道の「ゆめちから」。この小麦を使っているのが、北海道ルスツリゾートの「ホテルメイド食パン」です。同リゾートは羊蹄山と洞爺湖の間にあり、冬には海外からも多くの利用客が訪れるスキーの名所でもあります。特に近年はオーストラリア人の利用が多く、ホテルでゆめちからを使った食パンを提供したところ大評判で、道内の小麦農家が生産へ踏み切るきっかけになったそう。トーストすると、パリッとした表面と中のフワッとした食感のコントラストが楽しめます。
6：【東京／花月堂】常識はずれのやわらかさ！浅草で行列を作る「ジャンボめろんぱん」
浅草雷門そばの路地に佇む昭和レトロな古民家は「花月堂 雷門店」。連日行列を作るほど大人気の「ジャンボめろんぱん」のお店です。驚くほど繊細でふわっふわ。一口かじると口の中でスーッと消えていくような感覚。美味しさの秘密は、学生時代に発酵学を学んでいたオーナーの常識を超えた発酵方法にあります。発酵時間は通常なら過剰発酵といわれる3時間。しかも温度計を使わずに、その時の自然環境に合わせて調整しながら極限まで膨らませるという、知識と技術の結晶とも言えるパンです。
※掲載情報は 2015/06/25 時点のものとなります。
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