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お米、サワークリーム、生クリームから生まれた「白熟クリーム」
今回は、観光庁から世界に通用する究極のおみやげ(※)にも選ばれた泉屋の「白熟クリーム」をご紹介します。
岐阜、長良川といえば「鮎」の産地で有名です。泉屋では、鮎を使った熟れ寿し(鮎の胃の中に米を入れて熟成させます)が有名なのですが、その際にお米が余ってしまうので何か使えないかと考え、余ったお米、サワークリーム、生クリームをブレンドして作られたのが、この「白熟クリーム」です。熟成食品というと、独特の香りが苦手という人もいますが、サワークリームと生クリームが乳製品によって緩和され、濃厚な旨みを生み出します。
もともとは、友人からから「泉屋」のオーナーの泉 善七さんを紹介してもらった事が「白熟クリーム」と出会ったきっかけでした。泉さんとお話した時に、発酵食品に関する知識がとても豊富な事に驚きました。泉さんは、発酵食品の起源を探しに東南アジアを旅した経験もあるそうです。
そんな発酵技術を知り尽くした人だから、こんなとてつもなくおいしいクリームを作れるのだと思います。ハンバーグにのせたり、サラミ、ハム、お米にのせて醤油をつけたりするなどもおすすめですが、一番のおすすめの食べ方は、甘いあんこにつけて食べる事です。あんこの甘みと「白熟クリーム」の塩辛さがなんともいえません!
あと、こちらでは「鮎ピザ」も販売していて、もちろん生地のベースには白熟クリーム、あゆチョビソース、鮎醤(びしお)を使用しています。そして、具に使用している鮎のしらす「氷魚」は、味がこく、くさみがなくふっくらしていて、これもまた絶品です。冷凍しておけるので、いつでも食べたい時に食べられるのも魅力の一つですね。
是非、泉屋さんの「白熟クリーム」で、岐阜 長良川の魅力を堪能してみてください。
※2013年11月29日観光庁主催の「究極のお土産品評会」にて「世界にも通用する究極のお土産」として選定された9品
※掲載情報は 2015/06/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
株式会社キュウプロジェクト代表
佐藤幸二
代々木八幡近隣でポルトガル料理店「クリスチアノ」、「マルデクリスチアノ」、ポルトガル菓子店「ナタデクリスチアノ」、タイ料理店「パッポンキッチン」を営んでいます。おもたせが好きで、お客様に聞いたり、自分で探したりしています。