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さんまの旨みたっぷり!オリーブオイル飲んでいいですか〜?
さんまとトマトのアヒージョです。三陸沖で水揚げされた旬のさんまを、フレッシュトマトとニンニク風味のオリーブオイルで煮込みました。香り高いオリーブオイルにさんまの旨みがしっかりとじこめられ、トマトの酸味がさわやかに効いて、一口食べればエクセレンテ!デリシオーソ!エンカンタード!(おいしそうでハッピーなスペイン語、調べてみました〜。)さんまの旨みオイルをバゲットひたひたにして飲んでもいいですか〜?
作ったのは、気仙沼で水産加工を営む阿部長商店。創業43年、三陸の海の恵みを食卓へという理念を掲げる阿部長さんには悩みがありました。食生活の変化ともに、お魚を食べる人が減り、水産物消費量はこの10年で25%以上減少しているのです。30年前には全国に50,000件、15年前には30,000件あった魚屋さんは、現在15,000件と減り続ける一方。そんなに日本人はお魚が嫌いになったのでしょうか。いいえ、決してそんなことはありません。(社)大日本水産会のアンケートによりますと、「魚は健康によい」と答えた人、「もっと食べたい」と答えた人はどちらも実に95%いるのです。手軽なさんまの加工と言えば、蒲焼きの缶詰が一般的ですが、もっと新しく、食べやすく、魅力的な方法を提案していけば、魚食文化の市場はむしろ明るいともいえるのです。
ところで三陸と言えば、リアス式海岸ですが、これ、元を正せば、スペインのガリシア地方の「入り江」が語源なんですってね。ガリシア地方も漁業が盛んで、特にオリーブオイルと魚の組み合わせが多いことから、スペイン産のオリーブオイル「ロムロ」のエクストラバージンを使用した三陸魚介のアヒージョシリーズ、「さんまとトマトのアヒージョ」、「ぶりとバジルソースのアヒージョ」、「いかといかわたのアヒージョ」の3品が誕生しました。
中でも「さんまとトマトのアヒージョ」は、香り高いオリーブオイルとニンニクで煮込んださんまとトマトの旨みとバランスが大好評で、2015年、宮城県水産加工品品評会で農林水産大臣賞を受賞しました〜!オリーブソースに魚介の旨みが詰まっているので、バゲットにのせてよし、パスタにからめてよし、どれもワインやビールがすすみま〜す。
※掲載情報は 2015/07/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ベジアナ・農業ジャーナリスト
小谷あゆみ
※東京世田谷のベランダ菜園で野菜をつくるアナウンサー・ベジアナです。
もしも日本中のベランダでみんなが1つでも野菜をつくったら、暮らしが楽しく豊かになるに違いありません。
レストランの有名シェフをリスペクトするように、全国にあるおいしい農畜産物とそれを生み出す生産者や農業そのものがリスペクトされる社会をめざして活動中。
「1億総プチ農家プロジェクト」を掲げて、小さな感動を発信しています。
おいしいものを食べる人も、つくる人も笑顔に。
農のある暮らし、都会のあなたのベランダからはじめてみませんか?
NHKEテレ「ハートネットTV 介護百人一首」出演中
NHKEテレ「楽らくワンポイント介護」毎週(土)出演中
・農林水産省/ 食料農業農村政策審議会・畜産部会および医福食農連携プロジェクト選定委員