記事詳細
紹介している商品
イチゴのロゴマークが可愛らしい
ジャーサラダや塩レモンのブームでおしゃれなガラス瓶が大変注目を集めていますが、今回はドイツ生まれのガラスジャー『WECK』をご紹介します。名前の読み方は英語読みでは『ウェック』ですが、ドイツ語読みでは『ヴェック』です。
母国ドイツでは100年以上の歴史のある保存用の密閉瓶です。密閉瓶というとジャーサラダでブームになったメイソンジャーのように二重のネジ蓋で密閉するタイプと、ワイヤーのロックで密閉するタイプが代表的ですが、『WECK』はどちらにも当てはまりません。一見するとゴムパッキンにガラスのフタをのせるだけで、どうやって密閉するのか疑問に思ってしまうかもしれません。仕組みとしては一度クリップで固定したものを湯煎にかけて、中の空気を抜いて冷やし、気圧の差を利用して密閉します。正常に空気が抜けていれば、クリップを外してもフタは外れません。
逆に一度密閉されたフタが外れてしまった場合には中身が腐敗してガスが発生してしまっているサインですので、中身が食べられるかどうかが容易に判断でき、安全性の面でも優れています。
あらゆる作りおき料理の保存に最適
優れた保存容器である『WECK』はあらゆる作りおき料理の保存に最適です。例えば、パテやリエットをまとめて作って、小さめの瓶の小分けで保存しておくと便利です。見た目もおしゃれなので、フタを開けたらそのままテーブルに出すことができます。また、ちょっとした持ち寄りパーティーに持っていくのもいいでしょう。
工夫次第でいろんな用途で利用可能
元々の利用用途は、加熱殺菌したものを長期保存することですが、それ以外にもいろんな用途で使うことができます。一時ブームになった塩レモンを作るのにも最適です。
別売りの木製のキャップを使って、スパイスやパスタ、調味料などを保存するのもおしゃれです。
『WECK』に生地を入れて、オーブンで湯煎焼きすれば、おしゃれなジャーケーキの出来上がりです。密閉すれば、長期保存も可能ですし、持ち運びもしやすく、見た目もおしゃれなので、パーティーの手土産にすれば、よろこばれること間違いなしです。また、『WECK』はサイズや種類も豊富なため、色んな種類を集めてキッチンに並べたくなる魅力的な逸品です。
※掲載情報は 2015/04/29 時点のものとなります。
- 8
キュレーター情報
ダイニングプランナー
梅津貴宏
1981年長崎県生まれ。一橋大学商学部を卒業後、IT系企業でコンサルタントとして勤務するも、30歳を目前として幼少のころの料理人になる夢を忘れられずに料理研究家を志す。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、フードコーディネーターの資格を取得して独立。
企業向けのレシピ開発から料理写真撮影のフードスタイリング、グルメ記事の執筆、食品メーカーのPRイベントの企画・運営など幅広く活動。
料理が苦手な人でも簡単に作れるおしゃれな料理のレシピ開発やおしゃれな食器選びなど、普段の食卓が華やかで楽しくワンランクアップするための提案を行うダイニングプランナーとして活動している。