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爽やかで甘く、芯の強いお茶
「お茶はお茶の葉っぱからできている」、「自然の中で育まれたその葉を摘み、お湯で煎じて頂くものだ」という当たり前のことをしみじみ感じてしまうお茶と出会った時、思わずドキッとしてしまいます。そしてそんな素敵なお茶との出会いは1年に数回しかないのもまた事実。静岡は藤枝市の山あいで作られているというこのお茶は有機栽培・無農薬のお茶。
通常のお茶よりも有機栽培・無農薬のお茶は労力もコストもかかると言われていますが、長い時間をかけて完成させたというこの畑からうまれたお茶は、一口飲むだけで茶畑の風景や人の手のぬくもりが伝わってくるかのよう。急須に葉を入れると急須から零れ落ちてくるような、香りの良さに驚き、お湯を注ぐとまた立ち上る香りに癒されます。そして肝心のお茶の味はスマートで上品。そして甘い。おせんべいや洋菓子に合わせてもいいのですが、ついお茶だけに集中したくなってしまう。そんな夢中になれるお茶です。
私の開催するお茶イベントに参加してくださる方の中にも「オーガニックのお茶を探している」という方は多いのですが、いつもよりも贅沢なお茶を選びたい!という方にも、オーガニックのものが大好きな方にプレゼントしたいという方にもおすすめです。さらにこのお茶はパッケージもかわいく、お茶筒とともにおしゃれな箱に入っているので、プレゼントした方に喜ばれること間違いなし。そしてちょっとワクワクしてしまう仕掛けも!
保証書のような紙が入っていて、商品名やシリアルナンバー、お茶が作られた畑の緯度経度が書かれているのです。お茶を飲む時に地図を広げてこのお茶が作られた畑を調べながら、お茶を頂くなんていうのも新しいし、楽しいかもしれませんね。春の忙しい時にこそ、「自然を体に取り入れる」=「お茶を飲む」という行為を改めてしてみる、または誰かにプレゼントしてもらえたら、うれしいです。
※掲載情報は 2015/03/19 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範
茂木雅世
急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。