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《和歌山ローカルフードの代表格!》玉林園のグリーンコーナー
今回は、和歌山県民ならだれでも知っていると言っても過言ではない!和歌山市の「玉林園」をご紹介します。
安政元年(1854年)創業の玉林園は、もともとはお茶の製造販売や塩干類を手掛けていた会社。お茶はもちろん、今では全国でも知られる「グリーンソフト」や「てんかけラーメン」等、永くお客様に愛されるヒット商品を生み出し続けています。
こちらは、玉林園のグリーンコーナー本店の店内。グリーンコーナーは和歌山市内に4店舗あり、どのお店も連日小さいお子様連れのファミリーからご年配の方まで、老若男女問わず賑わっています。お昼時に行くと、駐車スペースがないくらい人気店のため、少し時間をずらして来店するのがおすすめです。
《中毒者続出!?》一度食べたらヤミツキ必至のてんかけラーメン
今では、全国で知られている「てんかけラーメン」ですが、始まりは、昭和42年(1967年)に遡ります。5代目が無類のラーメン好きで、当時は濃いスープばかりだった中華そばとは異なる「最後の一滴まで飲み干せるラーメンを作りたい」と研究に研究を重ねて、「てんかけラーメン」を開発したんだそう。
自社製造の打ちたてストレート中太麺はコシがあり、中毒者続出の秘伝のスープとよく絡み何度食べてもタマラナク、美味しい…!たっぷりの天かすとショウガのアクセントが効いていて、本当に他にはない味わいのラーメン!!これはクセになります!毎週通いたくなる味わいです。お財布にも優しい、お手頃な390円(税込)なのもポイント。
《グリーンコーナーと言えば!》ラーメンの〆にグリーンソフト
昭和33年(1958年)抹茶入りのソフトクリーム「グリーンソフト」を販売開始した玉林園。抹茶入りのソフトクリームは、今ではいろんなところで食べられますが、当時は目新しく、世界初と言われていたんだとか。グリーンコーナー本店の店内では、柔らかいタイプのソフトクリームが、200円(税込)で食べられます。抹茶入りのグリーンソフトは、抹茶と牛乳の配合比率が味の決めてだそうで、お子様からお年寄りまで大人気。お茶の香りと風味をしっかり感じることができ、且つ食べやすい!柔らかいソフトクリームが食べられるのは直営店のみなので、ぜひお店でも食べていただきたい逸品です。お店に来られる方の大半は、ラーメンの〆にグリーンソフトを注文される人気ぶりなんですよ。
お取り寄せもOK。昔懐かしいパッケージのグリーンソフトは、お歳暮やお中元等、贈り物としてもとても喜ばれ、お味はほうじ茶ソフトもあります。パッケージをあけて、紙の包みを剥がして食べるタイプのアイスって、今ではあまり見かけなくなったので、小さいお子様は新しく感じ、年配の方には昔懐かしく思えて、リピート購入する方が多いのだそうです。ギフトにもピッタリというのもうなずけます。一度食べるとまたすぐに食べたくなる、昔懐かしい優しい味わいのグリーンソフトをぜひご家庭でも味わってみてはいかがでしょうか?
お取り寄せできるグリーンソフトとてんかけラーメン。
玉林園のマスコットキャラクター「グリンちゃん」と「チャーミーちゃん」が可愛い!
《玉林園の隠れ喫茶でひと休み》古民家を改装した趣ある店構え
門をくぐると石畳と立派なお屋敷が。駐車場も広いので旅行の方はこちらでひと息、旅の疲れをとるのもおすすめ。いろいろなスイーツやお茶が楽しめますよ。
写真は、お茶の玉林園本店。
店内では、飲食はもちろん茶道具や、厳選された種類豊富な茶葉を購入することもできるんです。これはお土産にもぴったりですね。
いかがでしたか?和歌山市に遊びに来た際は、ぜひ和歌山を代表するといっても過言ではない、玉林園グリーンコーナーの人気グルメをお楽しみいただければと思います。
※掲載情報は 2022/12/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
和歌山市地域活性化起業人/(株)ぐるなび
内津 麻理
大阪生まれ・和歌山育ちの30代。
レストランの営業担当としてグルメガイド掲載の人気店、予約困難店などこれまで2000店以上を担当。
プライベートでも約500店以上をこれまで食べ歩き、名店のお取り寄せグルメやふるさと納税にも精通します。
2022年9月より和歌山県和歌山市の地域活性化起業人として活動をスタート。和歌山市の産直グルメやレストランから、注目の逸品を日々、発掘しています。
和歌山を中心に、関西エリアの魅惑のお取り寄せグルメはもちろん、土地の魅力も発信していきます。