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コラーゲンたっぷり勝負事のゲン担ぎにも最高の手土産
「京橋の伊勢廣」といったら、老舗の焼鳥屋さんの代名詞。創業大正10年から始まり、100年を超えた老舗店でもあります。かの小説家、池波正太郎も愛した一軒です。
二年前に装いも新たに、本店が今までの向いにオープンしました。
職人さんたちが毎日一羽一羽丁寧にさばき調理したものを提供されています。飼育に拘ったメスだけを使っているだけあり“絶品”で、いつも本当に美味しくいただいています。
普段私がお店で頂くのはランチで4本に団子を2本加えた6本を注文。大好きで月一で食べたくなります。
しかし、今はこういう時節柄、会食も難しいので、持ち運びも簡単で自宅で楽しめる伊勢廣さんの焼き鳥の詰め合わせは重宝しています。
格別の人気を誇る塩団子や胸肉に千寿葱や椎茸等をあしらった葱巻をはじめ、モモ、皮、砂肝等、たれ味と塩味を交えた沢山の焼き鳥に目にも楽しめます。
お相撲さんたちは場所中の食事では、ゲン担ぎのために二本足である鶏肉しか食べないそうです。これは、「鶏は、二本足で立っているから、手をつくと敗北を意味する力士にとって縁起がいい」と聞きます。豚や牛は四つ足ですから。
コラーゲンたっぷり、炭の効いた焼き加減の伊勢廣さんの焼き鳥は、冷たくても美味しくいただけます。
そして、我が家では、クリスマスの際はローストチキンならぬこの焼き鳥でクリスマスを祝っています。折詰に入った焼き鳥は見ても美しく、勝負事のゲン担ぎや食欲のない方にもさっぱりと召し上がっていただける、手土産にも抜群の逸品を今回はご紹介させていただきました。
包装された中に添えられた冊子。
東京土産の代表としても紹介されています。
※掲載情報は 2022/08/20 時点のものとなります。
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キュレーター情報
秘書
水越かをり
上場建設会社に入社後、総務、広報を経て、会長・社長の秘書として約20年担当。
「手土産」を選ぶ際、特に気を付けている「気遣いさせすぎない手土産選び」。社内でもプライベートでも手土産をお勧めする場合は必ず自分で買って試食をしたものの中から選んでいます。「味」「見た目」「コストパフォーマンス」「差し上げる方の出身地」「その方の大切にしているもの」等色々な視点で差し上げる方を思い浮かべながら、話題の新商品から老舗の伝統の味を守る品物まで、差し上げる方に寄り添った品物選びをしています。
プライベートでは現在は英会話、着物を現在習っています。どちらも個人レッスンで先生に恵まれ、仕事とはかけ離れた集中できる時間を大切にしています。長年訪れる香港の友人たちとの交流の中で、従来嗜んでいた茶道や華道に加え着付けを習い日本の伝統について英語で語り合うこと、また、世界の習慣を学ぶことも楽しみのひとつです。来たる東京オリンピックに向かい、訪日される海外の方々へのボランティアガイドをするので、一緒に日本の伝統文化の事を触れた折に日本の手土産の習慣についても説明できる日を楽しみにしています。