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東京・調布市、深大寺の自然豊かなエリアに佇む一軒家の薪火料理レストラン「Maruta」から、薪火の香るケーキ「MAKIBI cake」の夏限定商品「MAKIBI cake – Sugina -」が登場しました。
2018年オープン当時からゼロ・ウェイストなどサステナブルな活動に注目が集まる同店。お店の魅力と合わせて今回のスイーツのこだわりも早速ご紹介していきます!
レストランの理想郷を実現。サステナブルを追求した都市循環型レストラン
東京における“ローカルファースト”をモットーに、自家菜園で栽培する野菜や自生する植物のほか、周辺地域の生産者から提供されるオーガニックな食材を使用することにこだわりをもつ「Maruta」。
ゼロ・ウェイストを目標に、食材の多くの部分を工夫して使うことでフードロスを最小限に、コンポストで堆肥を自家菜園に活用する、世界的に理想とされる循環型レストランの営みを東京で実現しています。
薪の香りをおうちにお届け!爽やかグリーンのスギナパウンドケーキ
(「MAKIBI cake」の仕上げに薪火を焼き付ける様子)
今回夏の季節限定で登場した「MAKIBI cake / Sugina」は、包みを開けた瞬間に、薪の薫香が心地よく漂い、スギナのフレッシュなグリーンが目に鮮やかなケーキ。
どこか抹茶を思わせる青い香りが特徴のスギナは、春にツクシとして芽吹き、古くから日本で身近な植物として、乾燥させたものは生薬にもなる恩恵の深い植物。それにもかかわらず現在は雑草扱いされてしまうことも多いのだとか。
このような身近な植物たちにMarutaは食の可能性を引き出し、まったく新しいレシピを創り出しているレストラン。
今回使用されているスギナも、春に庭で採取したものを丁寧に手洗い・乾燥させ、粉末にしたものを練りこんでいるそう。表面には薪火で香ばしく焼き目がつけられ、側面のグレーズには針葉樹を漬けこんだリキュールにジューンベリーの葉でほんのり苦みが加えられており、すっきりとした後味に仕上げられています。
夏の疲れやすい時期にぴったりなこのケーキは、冷茶やアイスティなど和洋を問わずにマッチしそうです。
これまで経験したことのない、まったく新しい食を体験できる空間
Marutaの立地する560坪の敷地「深大寺ガーデン」は、レストランや住宅など複合型の空間として人間のみならず、周辺の生き物や自然環境をステークホルダーとして捉えた新しい形のプラットフォーム。
総合的な環境への取り組みが評価され、2019年3月には米国のランドスケープ認証「SITES(R)」を日本で初めて取得したほか、2020年にはGOOD DESIGN賞を受賞しています。
食べられる植物で景観を作り出す”エディブルランドスケープ”として、四季折々に違った姿を魅せてくれるこのガーデン。店内にはこのガーデンで採取されたハーブや野草、雑草、果樹、それらの葉や花、実、根などを漬け込んだ、自家製の薬草酒や発酵ドリンク、焙煎茶など、個性豊かなドリンクやスパイスなどが現在100種類以上ストック。
コースの中でも、このガーデンに出てゲストが料理やドリンクを楽しみながら、薪火調理を味わえる演出が組み込まれています。
塀や仕切りは一切排除し、圧倒的な緑に覆われた開放的なMaruta。自然とのつながりを感じ、これまでのレストランとは全く異なる食を体験しに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
※掲載情報は 2022/06/27 時点のものとなります。
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