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農場の広さは東京ドーム10個分。モンヴェールポークの甘みと旨味の強さは、檜の森で生まれた空気と地下水でのんびり育てられたからこそ
こんにちは、熊本マイスターの大平みなです。
モンヴェール農山は、熊本県の南部、水俣市の山奥にあります。道中は、まるでぽつんと一軒家の取材さながら。細くて暗い山道をしばらく進むと、突然、山頂に広大な敷地が広がります。その広さ、東京ドーム１０個分。ここで約４０００頭の豚が飼育されています。
山を育てる養豚家とも言われるモンヴェール農山さん。
「モンヴェール」とは、フランス語で「みどりの山」という意味なんだそう。檜の山を育てることで澄んだ空気をつくり、ミネラル豊富な地下水をつくります。モンヴェールポークは、そんな豊かな自然の中で育てられました。育てた豚の堆肥は山に還されます。豚の健康と豚肉のおいしさを追求した結果、この山を育てながら恵みに感謝し、豚を飼育するという循環型の方法にたどり着いたそうです。
モンヴェール農山では、ハムやソーセージ、新鮮なお肉など、様々な商品がありますが、中でもおすすめなのは、モンヴェールポークの「スモークレバー」。新鮮なレバーを、熊本芦北町の希少な温泉塩で塩漬けして桜のチップで燻したものです。クリームチーズのようななめらかな口当たりは、新鮮なレバーを贅沢に使えるからこそ。これは本当に豚なの？と思ってしまうほど、臭みは全くありません。スモークの香りとピリッと効くペッパーもあいまってビールがすすみそうです。
ミキサーでバターと混ぜてレバーペーストにしても絶品ですよ。
最近のキャンプブームで、モンヴェール農山のＢＢＱセットを注文してそのままソロキャンプに出かける方も増えているんだとか。敷地にはレストランやＢＢＱハウスも併設されていて、週末は家族連れの憩いの場にもなるそうです。
是非、熊本の自然が育んだモンヴェールポークの味を堪能してくださいね。
※掲載情報は 2021/12/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フリーアナウンサー/ナレーター
大平みな
1999年、（株）熊本県民テレビに入社。情報ワイド番組「テレビミン」のリポーターとして、美味しいモノ・コト・ヒトをみつけるため、熊本県内を駆け巡る日々を送る。
また報道記者としても活動。熊本の「教育」や「福祉」をテーマに取材する。2009年に独立し、ナレーションを勉強するため上京。東京で、熊本県の食材が多くのレストランや料亭で愛されていることを知る。
2016年、熊本に戻り、リポーターの活動を再開。まだまだ県内に眠っている美味しくて体によいモノを探索中。
二児の母。趣味は、読み聞かせ・温泉・お取り寄せグルメ。
