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イタリアのイースターの定番のパン「コロンバ」
最近はキリストの復活祭であるイースターもイベントとして随分定着してきたようですね。
イースターエッグを飾ったり、ウサギの形のチョコレートなど、イースターのお祝い菓子が出回ったりするようになりました。
2021年は4月4日がイースターで、春の訪れを告げる日となります。
私はご近所にあるイタリア食材のショップ「イータリー」によく行くのですが、イースターの頃になると、春のパネトーネとも言われる鳩の形をした特別なパンが並びます。
今回ご紹介する一品は、そんなイースター頃に食べるイタリアのパン「コロンバ」です。
「コロンバ」(colomba)はイタリアが発祥とされるパンで、正式な名前を「コロンバ・パスクワーレ」と言い、「コロンバ」は「鳩」、「パスク」は「復活祭」を意味しています。
もともと復活祭を祝うためのパンであったことから名づけられ、鳩の形は復活祭のシンボルが鳩であったためであると言われています。
その起源は非常に古く、572年にロンバルディア州のパヴィアに住んでいた菓子職人が侵略してきたランゴバルト族の王にこのパンを送ったのが始まりだとされています。
コロンバはオレンジピールを混ぜた生地を鳩をかたどった型に入れ、焼き上げます。
野生の酵母と乳酸菌を特殊な方法で発酵させたパネトーネ種から作られるため、春のパネトーネとも言われています。
パネトーネ種で焼かれた「コロンバ」は独特の味わいがあり、甘みがあるけれども自然な風味が楽しめます。
食べ方としては斜めにカットして食べるのが一般的で、本場イタリアではデザート感覚で甘い飲物と合わせて食べられています。
イータリーの「コロンバ」でテーブルの春を楽しみましょう!
イタリアからの輸入食材のショップ、イータリーで購入できる「コロンバ」は老舗のボニファンティ社のもので、何世代にもわたって引き継がれているレシピに従って職人たちによって作られているコロンバです。
伝統的、プレーンな”クラシカ”とカカオ味の”チョコレート”の2種類があります。
どちらも750gサイズでかなりビッグサイズの鳩の形のコロンバで、パールシュガーとアーモンドをトッピングしたリッチでふわふわの生地が特徴です。
1個の大きさにびっくりさせられますが、軽い口当たりなので、大きめスライスでも問題なく召し上がれます。
本場イタリアのようにデザートとして召し上がるのもよし、ティータイムや朝ごはんとして召し上がるのにもオススメです。
季節限定で3月4日(木)より販売中で、なくなり次第終了です。
オンラインショップ、各店舗にて購入可能。
賞味期限は未開封であれば6月までとなっています。
※掲載情報は 2021/03/25 時点のものとなります。
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キュレーター情報
サロン道(C)研究家
ローズ麻生育子
有限会社ハッピーキューブス代表、サロネーゼカフェ(C)プロデューサー。
東京・世田谷生まれ。
青山学院大学フランス文学科卒業後、ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心としたイベントの企画、運営に携わる。
その後、子育ての傍ら京都造形芸術大学建築学科で学び、2級建築士の資格を取得。
2006年に起業後は女性のキャリア・生き方をサポートするイベントやセミナーの企画運営、企業のPR&ブランディングなども手がける。
2012年、3月6日を自宅を活用して教室などを開く女性(=サロネーゼ)を応援する「サロネーゼの日」として記念日に制定し、サロネーゼのコミュニティ「サロネーゼカフェ@」の運営を開始。