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お雛様も近いので先日お客様がいらした時の春らしいコーディネートを、今回ご紹介してみたいと思います。
まず一つ目は、ごちゃごちゃ色を入れない事。
私はシンプルモダンテイストが好きでテーブルを作る時には、いつもこの点に気を付けています。
ベースの色を決めて3色以内くらいにしている事と、あくまでお食事がメインですのでお花が大き過ぎたり装飾品が多過ぎたりして邪魔にならないように気を付けることを大事にしています。今回のテーブルはベースの色を白にし、そこに春らしさをプラスする為にお花でピンク、華やかさを出す為にお箸で赤を入れています。また少し涼しい雰囲気のガラスのお箸置きを使用しました。
二つ目のポイントは、高低差。
テーブルは高低差があると立体的でカッコイイ感じに仕上がります。高低差を出すために初心者が気軽につかえるものは、グラスです。今回はお雛様のコーディネートですので、和の雰囲気を出したいところです。ただ、なかなか和モダンな雰囲気なものがないのですが、陶器や漆器のようにも見える白黒の不透明なグラスのSGHRの「Black&White」シリーズはお勧めです。白いマットなガラスはモダンで、ぼんぼりを思わせるような形が和っぽく、また春らしく、お雛様っぽいものでとても気に入っています。和モダンコーディネートには欠かせない、黒マットのグラスも持っていてよく使っています。
この2つのポイントを使って、春のワンランクアップのおもてなしをしてみませんか?
※掲載情報は 2015/02/28 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理人
宮澤奈々
FFCC(上級コース)卒業 ディプロム取得、Ecole Superieure De Cuisine Francaise Paris校卒業 ディプロム取得、イルプルーシュルラセーヌ本科卒業 ディプロム取得、フランス料理、カリフォルニアクイジーヌ、イタリア料理厨房にて研修。 自宅料理教室「C'est Très Bon〔セトレボン〕」は、500人待ちという、憧れのサロネーゼ。料理教室以外にも器のプロデュース、東京ガス外部講師や雑誌掲載(家庭画報、エルアターブル)の他、『おいしく見せる盛りつけの基本』、『喜ばれるおもてなし和食』、『アミューズでおもてなし』池田書店など著書多数。