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突然ですが、最近、東京都内を中心に、バナナジュース専門店がものすごい勢いで増えているの、ご存知ですか?希少なバナナを使用していたり、トッピングの種類が豊富だったり、牛乳や豆乳に特徴があったりと、お店ごとに特徴もさまざま。今回は、選び抜いたバナナと牛乳で作り上げたシンプル・イズ・ザ・ベストなバナナジュースのお店が日本橋に今年オープンしたと知り、さっそく行ってみました!
東京メトロの日本橋駅から5分ほど歩いた場所にある「BANANA JUICE TOKYO」は、2020年の1月にオープンしたばかり。「東京の1日に、エネルギーを。」をテーマに、近隣のオフィスワーカー向けにヘルシーなドリンクを提供したいという思いで、代表の大橋貴尚さんが立ち上げたお店です。
「BANANA JUICE TOKYO」のバナナジュースは、バナナと牛乳だけでつくられるシンプルなもの。砂糖を一切使っていないのに、びっくりするほど甘く、それでいて後味はさっぱり。一口飲んだだけでバナナと牛乳のバランスの良さを実感できます。
材料のバナナは、エクアドル産。赤道直下のエクアドルで栽培されるバナナは、美味しさと品質の良さで世界的に認められています。現在、日本で売られているバナナはフィリピン産のものが主流ですが、バナナジュースにしたときの味や香り、甘さと酸味のバランス、牛乳と合わせたときの味の出方などを吟味し、エクアドル産のバナナを使用することに決めたそうです。(なんと、某高級果物専門店で扱っているものと同じバナナを使っているとのこと……!)
そして、牛乳は、専門家が300種類もの中から選び抜いた千葉県産のもの。バナナも牛乳も、単品での美味しさはもちろん、バナナジュースに仕上げたときの美味しさを追求して選んだそうです。
私は、今回はチョコレートをトッピングしてみました!
バナナは店内でゆっくり追熟させ、甘さを引き出していきます。温度が低くなりすぎないよう、温度管理をしながら時には暖房を入れたりもするそうです。温度管理には細心の注意を払っていますが、真冬は追熟がうまくいかず、まったく甘くないバナナジュースができてしまった、なんて失敗もあるんだとか。
また、「東京の1日に、エネルギーを。」のテーマ通り、バナナジュース専門店としては珍しい“健康”を軸とした品ぞろえをしているのも「BANANA JUICE TOKYO」の魅力。企業コラボで、スーパーフードのスピルリナやモリンガをトッピングしたバナナジュースを販売しており、健康意識の高い女性や、野菜不足を感じている男性を中心に人気があるそうです。冬に向けてハーブやスパイスを使用したホットバナナジュースの開発もしているそうで、販売開始が楽しみですね!
「BANANA JUICE TOKYO」は、現在、日本橋と九段下に店舗があります。2020年1月にオープンした日本橋店は、開店早々、新型コロナウイルスの影響で厳しい時期もあったそうですが、今年の8月に一日の売上約260杯を記録。これは、計算すると2分に1杯のペースでバナナジュースが売れたこととなります。
シンプルなバナナジュースのほかにも、先ほどふれたスーパーフードをはじめ、定番のチョコやナッツなどのトッピング、バナナチップスなどの販売もあるので、何度通っても飽きずに楽しめそうです。
朝食やランチの代わりに、おやつや自分へのご褒美に。甘くて濃厚、そしてヘルシーなバナナジュース専門店にぜひGoToしてみてくださいね!
※掲載情報は 2020/11/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
管理栄養士
松田智華
東京育ちの30代。
とくに「調味料」が得意分野で、これまでに試食してきた調味料の数はなんと2000種以上にも。
管理栄養士の資格を活かし、安心安全な食を提供するために各方面で活動中。
共著での書籍の出版、雑誌への寄稿やテレビ出演など、メディアにも多数登場しています。
好きな食べものはパイナップル、カレー、グラタン。
各地をお散歩中に見つけたおいしいものや、魅惑のお取り寄せグルメやギフトをはじめ、キッチンに立つのが楽しくなるアイテムについても発信していきます。