今回は、ワインの見識が深い3名のキュレーターがおススメするワインを7選まとめました。ご紹介頂くのは、フランス・シャンパーニュ騎士団 シュヴァリエ叙任。シャンパーニュ専門WEBマガジン『シュワリスタ・ラウンジ』編集長やワイン専門誌「WINE WHAT!?」特集企画・ワインセレクト・執筆など幅広くご活躍中の岩瀬大二さん。

日本酒ソムリエの上位資格である、日本酒学講師においては史上最年少で合格され、調理師免許、きき酒師、ソムリエなど食に関する資格を取得され幅広いフィールドで活躍されている高橋善郎さん。

そして、ワインエキスパート、日本酒利酒師の資格を取得。記者・ライター業、飲食コンサルティング業、ワイン講師など食やワインにまつわる仕事に従事されている瀬川あずささんです。

用途に合わせて、あなたのお気に入りの1本を是非見つけてみてくださいね。

富山県の氷見市は寒ぶりの産地で有名ですが、その丘の上に美しく整備されたワイン畑「セイズファーム」があります。このワイナリーはなんと、経営母体は地元の魚を扱う業者だそうです。海からの優しいミネラル、立山からの冷涼で凛とした空気が流れ最高の環境でワイン作りが行われています。氷見の魚に合うワインを提供してくれるセイズファーム。ワインナビゲーターの岩瀬大二さんがワイナリーの「シャルドネ　2012」の味わいとこのワインに合う氷見の魚の魅力を解説してくれました。

世界中からセレブが集まるスペインの「イビサ島」。古代フェニキア人たちによってスペインで最初にブドウ栽培がおこなわれたとされていて、いわば「スペインワインの原点」とも言えます。気候もワインづくりには絶好の場所です。ワインナビゲーターの岩瀬大二さんがおススメのこの島で作られる「カン・リッチ ティント 2010」の魅力とこのワインによく合うスペイン料理を教えてくれました。

休日のほっこりした時間、リラックスしたい時に楽しむワイン「VDTボワッソン・ルージュ【赤泡】」。1999年、エミール・エレディアによって創設されたこのドメーヌは、古木にこだわり、人工的に甘みや風味を足さず、殺菌や品質の安定のために使われる、ワイン造りでは必須ともいえるSO２の添加も一切なし

の徹底的に自然派にこだわったワインです。ワインナビゲーターの岩瀬大二さんが「初夏のそよ風の草原の中にいるような」と表現するワイン。その味わいを記事の中で詳しく解説してくれました。

日本で人気の「ボージョレ・ヌーヴォー」。ボージョレ地区で作られる新酒（ヌーヴォー）の事ですが、ボージョレ地区では、普通のワインも作られていますが、地区内にはさまざまな村があって、村によって格付けがあるってご存知でしたか？ ガメイというブドウ品種の持つ軽やかさが特徴的だそうです。特に樹齢60年のガメイをガメイとシャルドネの古樽（1995年～99年）で熟成させた「白ラベル」の『フルーリー キュヴェ・デュ・カオス』は、異色と言うワインナビゲーターの岩瀬大二さん。その魅力を教えて頂きました。

もうすぐ春がやってきますが、そんな春にぴったりなワインが「ペリエ ジュエ ベル エポック ロゼ 2004」。アロマは可愛らしく、味わいは繊細で、美しい余韻が続く味わいです。ワインナビゲーターの岩瀬大二さんが、このワインを飲むおすすめのシチュエーションを教えてくれました。

ソムリエ、きき酒師そして料理研究家と幅広いフィールドでご活躍中の高橋善郎さんがおススメするジェイコブス・クリーク 「わ」（白/オーストラリア）。120年以上の歴史を誇る老舗「銀座 寿司幸本店」四代目の杉本氏とオーストラリアを代表するワインブランド「ジェイコブス・クリーク」が共に、和食の美味しさを最大限に引き出すために創りあげた白ワインです。記事では、高橋さんがシーンに応じたワインの選び方を分かりやすく解説してくれました。

ワイン研究家の瀬川あずささんにご紹介頂いたのは、serenaは“清々しい”という意味を持つワインです。実際に口に含んでみると、まさにそのネーミングが反映されたかのような、爽やかさと心地よさに満ちているワインです。甲州ならではの上品さを持ち合わせたワインです。