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これまでの日本酒のイメージを覆す、暑い夏にもすっきりと味わえる「夏酒」が今は多くの蔵で造られています。通年販売する日本酒の中にもキリッと冷やすとおいしいものや、オンザロックがよく合う酒もあり、いつもの味も温度帯を変えることで新たな一面に出会えます。「夏酒」に定義はあまりありませんが、ブルーやクリアの涼やかなボトルや、夏らしいイメージのラベルも大きなヒント。今回は夏の涼を楽しむ日本酒の数々をお届けします。
1:様々な表情を味わう! じっくり成熟させた骨太ボディーの純米大吟醸
1758年より昔ながらの酒造りを守り続ける信州・安曇野の『福源酒造』。「無濾過原酒 生シリーズ」は、淡麗辛口が全盛期の中、流行に流される事なく“旨さをもった骨太の酒を造り続けたい”という信念のもと醸造された味わい。どっしりとしたボディの太さを感じる味わいはまさに“骨太”なイメージ。温度で表情に変化があるので、暑い時期にはしっかり冷やしてワイングラスで試してみて。香りや風味をすっきりと楽しめます。
ブランド名:福源酒造 株式会社
商品名:福源 無濾過原酒 純米大吟醸 生貯 720ml(お取り寄せ可)
2:ワイン感覚で味わう! 世界のソムリエも評価した「吟醸酒 ユキグニモノガタリ」
新潟県の津南町で、平成8年に設立された新しい酒蔵『津南醸造』。超軟水の湧き水による仕込み水と津南産の酒米にこだわり、小規模ながらも世界規模のコンクールで数々の受賞歴を持つ銘柄を世に送り出しています。その中の一つが「吟醸酒 ユキグニモノガタリ」。口当たりがまろやかで爽やかな香りが特徴。喉ごしが良くスッキリとした後味なので、ワイン感覚で食中酒として楽しめます。しっかり冷やす雪冷えで涼しげに味わってみては?
ブランド名:津南醸造株式会社
商品名:ユキグニモノガタリ【720ml】(お取り寄せ可)
3:夏バテ防止にも活躍! もろみの甘さですっきり辛口が際立つどぶろく「NASSO」
愛媛県宇和島市にある『西村酒造場』が手掛けるどぶろく「NASSO」。地元の方言で「なんで?」という驚きを意味するどぶろくは一般の濁酒と違い、精米割合を60%までにとぎ、日本酒と同じ製法と愛媛県の日本酒酵母を使って丹精込めて仕込まれています。米麹の働きでビタミンや必須アミノ酸、ブドウ等などが豊富に含まれるどぶろくは、夏バテ防止にもおすすめ。米のもろみの甘さとすっきりとした辛口のコントラストを楽しんで。
ブランド名:いわまつ
商品名:どぶろく「NASSO」(お取り寄せ可)
4:ひんやりスイーツ代わりに! さわやかな香りとまろやかな味わいの柚子酒
厳密にはリキュールになりますが、こちらもご紹介しましょう。清酒のまろやかさと柚子のさわやかな香りが調和した「柚子酒(ゆずざけ)」は、日本酒が苦手な方にもトライしやすい一本。東京都あきる野市にある『中村酒造』の清酒「千代鶴」をベースに、フレッシュな柚子を仕込んだやや甘口の果実酒です。デザート代わりに食事の後に味わうのもおすすめ。しっかりと冷やしてから召し上がれ。
ブランド名:千代鶴
商品名:千代鶴 柚子酒(ゆずざけ)(お取り寄せ可)
5:うなぎとベストマッチ! 濃厚な旨味にすっきり後口の純米酒「GOZENSHU9」
岡山県真庭市勝山の『御前酒 辻本店』の女性の杜氏に蔵元、精米・販売担当など若い蔵人が9人集まって「自分達と同世代の人が呑んでおいしい酒を」という目標を掲げて造った「9」シリーズ。元記事で紹介する写真のボトルは冬季限定のものですが、スムース&フルーティな飲み口の夏季限定版も登場します。すっきり旨口系純米酒のレギュラーボトルは、うなぎとの相性がいいので、土用の丑の日に合わせてみてはいかがでしょう。
ブランド名:御前酒蔵元辻本店
商品名:GOZENSHU9(NINE)(お取り寄せ可)
※掲載情報は 2019/08/20 時点のものとなります。
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