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美味しいという言葉を突き抜ける、まさに「奇跡のプリン」
今回ご紹介させていただくのはスイーツ好きには大人気のプリン詰め合わせ。それはただのプリンではありません。
島根県の奥出雲地方は500年以上前から「たたら製鉄」と言って、山を切り開き砂鉄を採取し、それを鉄に変えて交易を行ってきました。当時から自然と産業の共生をテーマに事業を継続し、現在は静かな山間の地のびのびと育つ鶏の卵を使っています。
鶏たちはケージの中ではなく広々とした鶏舎で平飼いされており元気いっぱい。有精卵も使用しており、栄養分も豊富で卵自体もふわっとしたやさしい味わいが楽しめます。
その卵に加えるのが日本で初めて低温殺菌牛乳を生産した地元の木次乳業の牛乳。一般的な高温短時間殺菌牛乳と違い優しく飲み飽きない味わいが首都圏でも大人気です。
そのような高品質の素材を使って作られたプリンは美味しいという言葉を突き抜ける、まさに「奇跡のプリン」。しかもこのご時世お値段もお手頃なんです!
「たまご牛乳ぷりん」は、まろやかな味わいが特徴です。やんわりとしたミルクの味わいが印象的で食べ飽きることがありません。
「たまごぷりんムースショコラ」は、スペイン産の最高級クラスのチョコレートを使っており、上品な甘みがたまりません。
最後に「たまごぷりん」。濃厚な味わいは時間と共に緩やかに旨みが広がり、後味の余韻は本物の幸せ感に包まれます。
どれも突き抜けた味わいを持つ「奇跡のプリン」。奥出雲の静かな風景を想像しながらぜひ楽しんでいただければと思います。
※掲載情報は 2019/07/26 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。