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お肉に負けない味で力強く飲みやすさがある「レゼルヴァ マルベック」
昨今、空前の肉ブームでこだわりのお肉を食べる機会が、以前より増えました。先日、一緒に食事をしたお酒通の知人から、お肉に合うワインとして紹介してもらい、それ以降とても気に入っているワインを紹介いたします。
お肉には赤ワインを選ぶことも多いかと思いますが、薦められて飲んでとても相性が良くて気に入ったのが、『TERRAZAS』(テラザス)の「RESERVA MALBEC」(レゼルヴァ マルベック)です。『テラザス』は1999年に設立されたアルゼンチンのワインメーカーで、アンデス山脈の山麗で作られています。「トロンテス」は1800メートル、「シャルドネ」は1250メートル、「マルベック」は1070メートル、「カベルネ」は980メートルと、各品種に最も適した生育条件を持つ標高が選ばれているそうです。
肉専用赤ワインと呼ぶにふさわしい「レゼルヴァ マルベック」は、お肉に負けない味で力強く飲みやすさがあります。紹介されて初めて飲んだアルゼンチン産のワインでしたが、お肉を食べる食文化が根付いているアルゼンチンだからこそできるワインだと、実感をしました。
価格も手頃ですので、これからの季節は野外でBBQなどをする際には、差し入れで選んだらきっと喜ばれると思います。
よりアルゼンチンワインを味わってみたいと思わせる、魅力溢れる『テラザス』のワインです。
※掲載情報は 2019/07/10 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パティシエ・シマ オーナー・シェフ
島田徹
東京都出身。大学で経営情報学を学んだ後、2000年日本で最初のフランス菓子専門店「A.ルコント」に入社。
2004年に渡仏しMOF(フランス最優秀職人章)「ローラン・デュシエーヌ」に勤務。2005年にはパティスリー界のピカソ「ピエール・エルメ」に入社。さまざまなポストを経験し、3年半の間にパティスリーの奥深さ、芸術性、価値を学び、そしてピエール・エルメの才能やカリスマ性に大きく影響を受け、パティシエとしての感性が研ぎ澄まされる。2008年フランスを代表する超一流ホテル「ル・ブリストル」に入社。バンケット・レストランデセールの仕事から型にとらわれない自由な発想と洗練された装飾方法を知る。
帰国後、2009年に「パティシエ・シマ」シェフ就任。現在は、フランスに本部を持つ「レ・ザミ・ド・キュルノンスキー」正会員、「チーズ鑑評騎士の会」シュバリエとして入会を認められ、東京都洋菓子協会公認指導委員にも任命されている。
その他TVや雑誌などへの出演や、「味覚の授業」をはじめ、台湾や北京など海外でも講師としても活動している。