沖縄本島のはるか南西にある石垣島は、東京や関西はもちろん、中部、福岡の各空港から直行便で行ける身近な離島のひとつ。エメラルド色の海に囲まれる石垣島への旅行を夏休みに計画されている方もいるのでは？ 今回は、はじめての石垣島旅行でおすすめなテッパン土産をお届けします。職場へのバラマキ用をはじめ、自分や友だちへのとっておきの一品も揃えましたので、ぜひチェックしてくださいね。

職場へのバラマキ用お土産を選ぶ際にも、石垣島らしさやおいしさにもこだわりたいですよね。石垣島の定番土産のひとつ、生チョコレートでおなじみの『ロイズ』の姉妹ブランド『ロイズ石垣島』の「黒糖チョコレート」は、いかがでしょう。沖縄らしいイラストが愛らしい個別パッケージのチョコレートには沖縄産黒糖が使われ、まろやかな甘さの後に黒糖の豊かなコクと風味が広がります。空港で買えるのも便利です。

新京都土産として注目される和洋折衷スイーツで有名な『京都祇園あのん』が石垣島にも出店しているのをご存知でしょうか。石垣島の中心地にある730記念碑交差点のすぐそばに『石垣島あのん』はあります。南国の素材とこだわりのあんを融合させた石垣島限定のお菓子が揃う同店。沖縄県産の紅芋“美ら恋紅”と自家製あんをブレンドし、しっとりとした生地で包んだ「石垣まぁさん」のほか、「沖縄黒糖どら焼き」などがお土産に人気です。

塩は世界各国で販売されていますが、日本では当たり前となっている海水から作られる海塩は、世界各国の料理人から一目置かれています。なかでも「石垣の塩」は天然の塩の代表格で、世界ではメジャーな岩塩と比べて塩化ナトリウム以外のミネラルが多いのが特徴。壺の中で3年～8年もの時間をかけて天日熟成させる大変貴重な「石垣の塩」は、塩分が低くミネラルバランスも良いので、料理が好きな方や健康志向の方へのお土産に最適です。

石垣島土産と聞いて、「石垣島ラー油」を思い浮かべる方も多いのでは？数年前に日本中で話題となった“食べるラー油”ブームのきっかけとなったことでも知られる、石垣島にある行列店『辺銀（ペンギン）食堂』で薬味として出されていた手作りのラー油です。島とうがらしをはじめ、石垣の塩や島コショウ（ピパーチ）、黒糖、にんにく、山椒などこだわりの具材がたっぷりと使われたラー油は、ひとかけするだけでグッと味が引き締まります。

石垣島滞在中のおやつにも食べたいアイスは、石垣の海を一望できる山の上にある工房で作られる『石垣島ミルミル本舗』がイチオシ。ジェラートメニューには、島内にある伊盛牧場の新鮮な牛乳を使った「ミルク」のほか、石垣島産の「紅イモ」や「マンゴー」、「島豆腐」、「クロレラ」など地元ならではの素材を贅沢に使ったものばかり。種類も豊富なので、滞在中のリピートは必須です。お土産用に全国配送も可能。

女性へのお土産にオススメなのが、石垣島で作られている「純黒糖蜜」。血糖値を上昇させるGI値が、上白糖やグラニュー糖と比べると低く、ミネラルもたっぷり。ダイエット中だけど甘いものが食べたい時などに上手に活用したい食品のひとつです。塊の黒糖よりも液体の「純黒糖蜜」は使いやすく、ドリンクやスイーツに合わせてそのまま楽しむだけでなく、料理でもコクを増す隠し味として活躍します。現地ではぜひ、かき氷で試してみて。

石垣島旅行の食事では「石垣牛」を楽しみにされている方も多いでしょう。石垣島の大自然でのびのびと育まれた石垣牛は、独特のとろけるような食感とさっぱりとした脂の風味が後を引き、一度食べたら忘れられないおいしさとも言われています。自宅でも楽しみたいなら、『石垣牛専門店　いしなぎ屋』の「特選　石垣牛ハンバーグ」をチェック！ 塩だけであっさりと味わえるハンバーグをぜひ一度お試しください。

石垣島の思い出に、ぜひ自分用に購入したいのが深いブルーが美しい「石垣焼」。粉末にした鉱石と透明のガラスを融合させた器です。ガラスと陶器の融合は実は技術的にとても難しく、職人の集大成とも言える「石垣焼」の特徴は、なんといっても独特のブルー。沖縄の海を表現し、海の深さや水の質感さえも感じさせる美しい色を纏っています。ティーカップに紅茶を注げば、夕暮れの沖縄の海を思い出すでしょう。