未来を救う!『みんなのパン』の食用こおろぎ使用の低糖質の「大豆こおろぎぱん」

未来を救う!『みんなのパン』の食用こおろぎ使用の低糖質の「大豆こおろぎぱん」

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肉のような食べ応えある不思議なパン

食用こおろぎのパンと聞くと、どんなイメージですか?

 

私は単純に食べてみたいと思いました。軟体動物のグロテスクさに比べてこおろぎはイナゴと同じような感じで私の心理的ハードルは極めて低く、ましてパウダーになり練り込まれているとのことで、ますます興味深々でした。

 

世界でも高い評価を得ていたデンマークにあった『ノーマ』の創始者レネ氏も、昆虫食に注目しているとのことで、近い将来昆虫食の大いなる可能性は一般社会にももっと開かれそうです。しかも、高たんぱく、オメガ3、鉄分、ビタミンが多くの栄養価にも優れているそうです。

 

さて、今回ご紹介する大豆こおろぎパンは墨田区菊川にある『みんなのパン』でレシピ開発されました。

未来を救う!『みんなのパン』の食用こおろぎ使用の低糖質の「大豆こおろぎぱん」

食生活指導士の伊藤さんの作るふすま粉、大豆をつかった糖質オフのパンも非常に美味しいのですが、その中で「食用こおろぎパウダー」という未知の食材に対して可能性を感じ、真面目に丁寧に取り扱って開発されたパンは一個のパンの中に8匹分のこおろぎがパウダーにされて入っているとのことですがふわふわで香ばしく、生地にコクと旨味を感じて肉のようななんとも不思議な感覚になり、食べる手が止まらない食べ応えあるパンです。

未来を救う!『みんなのパン』の食用こおろぎ使用の低糖質の「大豆こおろぎぱん」

「食用こおろぎパウダー」は徳島大学大学院物資源産業学部の三戸太郎准教授から提供されており、開発されたパンは柔らかく、咀嚼力の落ちたお年寄りにも食べやすく高蛋白質で栄養満点、食にアレルギーを持つ子供たちにも優しい「大豆こおろぎぱん」。

 

未来のスタンダードになりそうなポテンシャルを感じる美味しさでした。

 

現在「こおろぎぱん」は一般販売に向けて着々と準備中とのことですが大豆パン、ふすまパンなどは販売中ですので是非お試しください。

 

みんなのパン

郵便番号:130-0024

住所:東京都墨田区菊川3丁目17−2 アドン菊川ビル 1F

電話、FAX番号:03-5600-3300

※掲載情報は 2019/05/31 時点のものとなります。

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キュレーター情報

横山久美子

料理家/フードコーディネーター

横山久美子

青森県出身。

海外12か国滞在し、様々なジャンルの飲食店で経験を積み、インスピレーションを得たインターナショナルな料理やお菓子と地元青森の畑で作られる野菜や米を使用した料理教室「Knock's kitchen」主宰。

飲食店へのレシピ開発やパッケージ撮影のフードコーディネーターとしても活動しながら、食の楽しみを共有する輪を拡げるべく日夜活動中。

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