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島根県雲南市木次町にある『木次（きすき）乳業』は、ヨーロッパでは主流の「パスチャライズ牛乳」を日本で初めて流通させた会社。65度で30分間かけて殺菌される低温保持殺菌乳は、牛乳本来の自然な風味と性質、栄養に仕上がります。一般的な牛乳とは一線を画するその味わいは一度飲むとトリコになる方も多く、全国にファンを有します。今回は数々のippinキュレーターも魅了される『木次乳業』のさまざまなアイテムをお届けします！
1：もっちりORとろ〜り！ 食感の違いと牛乳の濃厚なコクを楽しむ「ミルクのプリン」
『木次乳業』のある地元・雲南市では普通にコンビニでも販売されている大人気ぶりを誇るのが「木次ミルクのプリン」。新鮮な牛乳を原材料に作られるプリンは甘さ控えめで、濃厚な牛乳のコクが広がります。卵が使われていないので、後味はすっきり。しっかり冷やすともっちりぷるんとした食感に、常温に近づけるととろりとした食感が楽しめます。
2：まるでミニゴーダチーズ！ むっちりとした弾力のある「イズモ・ラ・ルージュ」
パスチャライズ牛乳を利用したチーズづくりでは、高温で殺菌された通常の牛乳と異なり、細菌数の少ない新鮮な生乳が多く必要になります。奥出雲地域でのびのびと育った牛から搾った質の高い生乳だからこそ、美味しいチーズが出来るのです。
オランダ原産のゴーダチーズを小さくしたような「イズモ・ラ・ルージュ」は、赤いワックスで覆われ、それを外した途端にふんわりとやさしいミルクの香りが漂ってきます。むっちりとした弾力のあるチーズは、そのままジャムやドライフルーツを添えて、テーブルチーズとしても活躍します。
3：長期熟成で醸し出される芳醇な薫りと豊かで深い味わいの「オールドゴーダチーズ」
「オールドゴーダチーズ」は、『ジャパンチーズアワード2016』で金賞を受賞するなど、さまざまなコンテストで賞を取っています。深～い風味と極上の美味しさは、長く長く発酵熟成の時間を費やしたチーズしか持ち合わせません。「オールドゴーダチーズ」は発酵食品の深い味わいに加え、長期熟成による旨み成分のアミノ酸の結晶も現われ、乳製品のクリーミーでまろやかなコクを兼ね備えています。バルサミコ酢をかけても美味しいですよ。
4：たっぷりの有精卵黄を使用した、うっとりなめらかなプレミアムアイスクリーム
パスチャライズ牛乳をはじめ、土壌作りから取り組んだ平飼い卵（有精卵）といった原材料や空気の含有量などすべてにこだわり抜いて、おいしさを凝縮させた『木次乳業』のアイスクリーム「VANAGA」。なめらかさを維持するためにクリームに含まれる氷の成長を抑えるマイナス25度でキープ。香料は「天然バニラ」だけ。乳化剤、安定剤、合成着色料などの添加物を使っていないので小さなお子さんにも安心。ギフトにも選ばれています。
5：臭み一切ナシ！ 使う用途を選ばない極上の「卵」と贅沢な「カスタードプリン」
前にご紹介したアイスクリームにも使用されている「平地飼い卵」も『木次乳業』の商品のひとつ。奥出雲の自然の中でひよこから平地飼いされ、たっぷり運動をして育った有精卵は、割ってみると自然な黄色。臭みが一切なく、使う用途を選びません。その卵を使う贅沢なスイーツが「牧場のカスタードプリン」。香料不使用のプリンは、やさしい甘さと牛乳の香りがふわりと広がります。まずはキャラメールソース無しで味わってみて。
6：素朴でシンプル！ 素材そのものの味わいを身体で感じられる乳製品の数々
ヨーグルトやバターなど、まだまだアイテムが揃う木次乳業の商品は、オーガニックストア『ナチュラルハウス』や新宿『伊勢丹』など都内でも買うことができます。日本橋の『島根館』では、入荷と同時に完売というのも珍しくない人気ぶり。牛乳もヨーグルトもあまり冷やし過ぎずに口にすると、すーっと身体に染みわたっていくような感覚が味わえます。どれもただ濃いのではなく、“ピュア”という言葉がぴったりな上質な味わいが楽しめます。
※掲載情報は 2019/05/12 時点のものとなります。
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