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"2012年にスタートしたアップルパイ専門店『GRANNY SMITH』。
1号店は三宿にあるそうです。
コンセプトは「おばあちゃんの味」。 青森と長野の提携農家さんから直接届くりんごをたっぷり使って1つ1つお店で焼き上げる、味も見た目も違うアップルパイが、常時7~8種類並んでいます。
いつも骨董通りを通ると列ができていて、気になっていましたが、やっとタイミング良くテイクアウトすることができました。
今回試したのは「イングランドカスタード」と期間限定の「ドライフィグとクルミのクリームチーズアップルパイ」
「イングランドカスタード」は、優しい甘さの自家製カスタードクリームとジューシーなリンゴの組み合わせが人気のアップルパイ。表面のパイ生地の飾りにも正統派の雰囲気を感じます。パイ生地のサクサク感とカスタードとリンゴ。黄金の組み合わせとも言えますが、それだけに、お客様の要求度も高いかと思います。お店で一つ一つ焼き上げるからこそできる焼き立てかつ手作りの美味しさに納得でした。
二つ目は「ドライフィグとクルミのクリームチーズアップルパイ」。こちらは変化球とも言えるアップルパイですが、それだけにどんな美味しさだろう、と興味深々。
ハチミツを合わせた濃厚なクリームチーズの上にドライフィグ(イチジク)とクルミを乗せてたっぷりのリンゴと一緒に焼き上げています。
アップルパイにクリームチーズを入れる発想に脱帽でした。フィグとクルミとリンゴも考えてみたらとても相性の良い組み合わせ。一緒にオーブンで焼いた時の甘く香ばしい香り、美味しくない訳がありません。冷たく冷やしても美味しくて、朝ごはんにペロリと戴いてしまいました。
次回は店内でのイートインが目標ですが、小川珈琲の豆を使用したこだわりのコーヒーや紅茶もお持ち帰りいただけるので、アップルパイとご一緒にぜひお楽しみください。 よろしければネット販売も是非検索してみてくださいませ。
※掲載情報は 2019/04/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理研究家・テーブルコーディネーター
磯部作喜子
英語教師を経て食の世界へ。「ル・コルドン・ブルー」にてパン・洋菓子ディプロム取得。今田美奈子製菓コース師範・テーブルセッティングディプロマ取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネートディプロマ取得。同認定校。世田谷のブーランジェリー「シニフィアン・シニフィエ」で研修。志賀勝栄氏にパン作りを学ぶ。現在は東京と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室「ル・サロン・ブラン」を主宰。毎月100席以上の講座をこなし、現在までのべ9000人の生徒におもてなしの極意を伝えてきた。「おもてなしの心は食卓を飾るすべてに宿る」というコンセプトのもと、料理・パン・コーディネートなど食に関する内容をトータルに楽しく学べるサロンを目指す。予約待ちの教室をかかえる一方で、各企業とのコラボレート、料理教室や食卓芸術の外部講師としても活躍中。女性誌やライフスタイル誌を始めメディア取材も多い。著書「ル・サロン・ブランの本格パン」(主婦と生活社)「Le Salon Blanc ランチタイムのおもてなし」(ハースト婦人画報社)アメブロ:http://s.ameblo.jp/salon-blanc/