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繊維の多い生姜も驚くほど軽く
粉雪のようなふわふわのチーズや、香り立つレモンのピール……。料理の仕上げに、さっと新鮮な素材を一振りするだけで、表情がガラッと変わり、食べる人の食欲を掻き立てます。特に、香りは料理にアクセントをつける重要な要素のひとつ。
長年愛用している「マイクロプレイン」は、海外赴任先のアメリカで購入してからずっと使い続けている私の大切な調理道具のひとつ。その切れ味の良さで、繊維の多い生姜でも、力を入れることなくなめらかに摩り下ろせます。
使いやすさで選んだ「アルチザンシリーズ」
マイクロプレインの代表的なモデル、“プレミアムシリーズ”の「ゼスターグレーダー」は長いグレーダーが魅力で、プロの方も愛用者が多い人気モデルですが、今回ご紹介したいのは、一般の家庭でもより使いやすく考えられた“アルチザンシリーズ”です。
“アルチザンシリーズ”は、幅広で先端にシリコン製のストッパーがついています。握りやすく、グレーダーの刃が手元に近いので、力の調節がしやすいのも気に入っています。
柑橘類のピールを削る時は優しく表面だけを削るように。一方、生姜やにんにくなどを摩り下ろす時は、少し力が必要になります。そんな時にまな板などに、シリコン部分の先を押し付けて作業できるのも、とても便利。
さまざまなジャンルのお料理を作る私の料理教室では、下ごしらえから料理の仕上げまで、汎用性のある幅広の“アルチザンシリーズ”が大活躍しています。
お手入れも簡単で、使い終わった後もさっとすすぐだけで落ちますし、食洗機にかけても問題なし。繊維が絡まり、取り除けないといった嫌なストレスをほとんど感じません。
お料理教室でもご紹介しているので、ほとんどの生徒さんがこのグレーダーを持っていて、毎日のお料理に役立てていただいているようです。
持っているのと、持っていないのとでは、料理の幅が変わるほど優秀な道具の一つです。
※掲載情報は 2019/03/22 時点のものとなります。
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キュレーター情報
Takako'sKitchen主宰
二階堂多香子
子供時代から料理が大好き。初めてのフルコースディナー作りの経験は 10歳の時。家族の喜ぶ姿が嬉しく、料理を通じ人を笑顔にできる、という発見に心躍らせました。
大学卒業後、フランスでの料理遊学を経験し自宅での料理教室をスタート。結婚後は料理教室やケータリングの仕事に励みました。1990年に夫の海外赴任に伴い初めて在外生活をオーストラリアで送ったのを皮切りにブルガリア、イラン、アメリカ(ニューヨーク) 、クゥエート、スイス の6カ国、通算18年間を海外過ごしたことになります。その間夫の勤務の 都合でまとまって東京にいる間には料理教室を継続し今に至りました。
2016年、スイスからの帰国を機に満を持して下北沢の自宅キッチンにて 料理教室、Takako's Kitchen を立ち上げました。 長い在外勤務の間に経験した豊富なおもてなしのノウハウ、各国で覚えた味、世界中の友人達から習ったレシピの数々、そして材料の違うどんな場所でもどんなキッチンでも同じように美味しい味を生み出してきた臨機応変の合理的な調理をお伝えしています。