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お酒好きにはあてにもピッタリなこだわりの「いか塩辛」
山形県は海も山もあり自然の宝庫です。自然の恵みから生まれる美味しい食材も沢山あります。残念なから、お店『萬菊屋』のある南陽市は海からもはなれていることもあり、子供の頃は、他県の方が訪れた際におもてなしをする際には、他の食材に比べると魚を食べる機会はあまりありませんでした。
ですが、最近は代替わりをして新しい取り組みをしている方も多く、父の代からお付き合いのある鮮魚店さんが夜は飲食店をやられていて、とても新鮮な魚と酒どころでもある山形県の美味しいお酒をと共に食べさせてくれます。そのため、知り合いが遊びにきてくれた際には、よく案内をすることも多くあります。
今回は、お店でも食べられてテイクアウトもできる、『マルシチ遠藤鮮魚店』の「いか塩辛」を紹介いたします。
『マルシチ遠藤鮮魚店』さんは、5代続く鮮魚店さんで創業140年ほどの歴史のあるお店で、
遠藤さんがご兄弟でお店を継がれ、昼間は鮮魚店、夜は飲食店という形でお店をやられています。要予約でコース料理限定ですが、目利きをされた新鮮な魚とそれに合った日本酒が楽しめます。お店で飲んでいた日本酒が、他のお店で食事をすると、実はとても人気で価格も高いものだと知ることもあります。また、魚やお酒にまつわる話も色々と聞けるので、勉強にもなります。
その遠藤さんたちの目利きから生まれた「いか塩辛」は、イカの皮やゲソなどは丁寧に取り除かれ、身の部分と塩だけで熟成させる「白造り」だそうです。なんともいえない絶妙な味で、白いごはんとの相性も抜群です。お酒好きなかたなら、アテにもぴったりだと思います。また、保存料や科学調味料なども使っていないので、安心です。
他には、辛みを効かせた「からい塩辛」もあるので、そちらも辛党の方におススメです。食事は予約が必要ですが、山形県南陽市に来る際には、ぜひ立ち寄ってみてほしいお店です。
※掲載情報は 2019/03/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
シェフ パティシエ
後藤昌利
1979年、山形県出身。
大坂あべの製菓学校を卒業後、『ラ・バンボッシュ』(東京)、『パティスリータダシヤナギ』(神奈川)などで修業を行う。
2008年には、『菓匠萬菊屋』を継ぐため山形県南陽市に戻り、洋菓子部門を立ち上げる。
2015年には、『菓匠萬菊屋』の新ブランドとして、『510Maison de cinq-dix』の展開を開始。
地元の農産物を積極的に使用した菓子作りを行い、地域に根ざした人気店となっている