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独特の食感で「飲む」のではなく「食べる」超濃厚甘酒
美と健康に関心の高い多くの方から注目されている“発酵食品”。特に、ここ数年人気が高まっている「甘酒」はさまざまな醸造メーカーから個性豊かな商品が次々と生まれていて、自分好みの甘酒を探すのも楽しいですよね。
先日、鹿児島県の霧島に出張した際に『河内菌本舗』様を訪ね、施設の見学をさせていただきました。その時に出合ったのが「食べる麹屋の甘酒」です。
「食べる?」というコンセプトに思わず惹かれてしまったのですが、こちらの甘酒は “とろり”とした独特の粘度があって、飲むというよりもスプーンですくって食べるのがちょうど良いくらいの固さです。ちょうど、ヨーグルトやなめらかなプリンくらいの食感です。
こちらの甘酒を造っている『河内菌本舗』さんは、焼酎の仕込みに欠かせない「麹菌」を扱う、まさに「麹」の専門店。初代河内源一郎さんは麹研究の第一人者として知られ、自ら分離・発見した『河内菌白麹』と『河内菌黒麹』は日本の国菌として認定され、現在「本格焼酎製造用麹菌」として本格焼酎の約8割に使用されているそうです。
施設見学の際は、社長様自ら「河内菌」について説明を行なっていただきました。お話を伺っていると、「麹」が日本の食文化にとって、いかに大きな役割を果たしてきたのかということを改めて感じました。
そんな麹のプロである麹屋さんが作る甘酒ということで、甘酒を一番美味しくさせる“麹”を選び、他にはない独特の“とろり”とした粘度を生み出しているのだそう。
砂糖などを一切加えていない、お米と麹とお水だけでつくっているので後味がすっきり。まろやかで優しい甘味は、お米の美味しさそのものです。食べごたえもあり満足感も高いので、ちょっとお腹が空いた時のおやつにも最適。これからの季節、ハイキングなど山登りの補給食としても良いかも知れません。酒粕などは一切使っておらずアルコールフリーで、お子様やお年寄りの方にも安心して食べていただけます。
寒い季節は、器に移して少し温めてから食べると芯から温まります。暖かくなってきたら、冷蔵庫で冷やして食べても良いですし、少し凍らせてシャーベット状にしてからシャリシャリとした食感を楽しむのもおすすめです。
「飲む」のではなく、「食べる」甘酒、ぜひ皆さんにも試していただきたい逸品です。
※掲載情報は 2019/03/06 時点のものとなります。
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キュレーター情報
一般社団法人ミス日本協会 理事
和田あい
始まりは1950年、日本で最も歴史のある「ミス日本コンテスト」。3つの美「内面の美・健康の美・行動の美」を兼ね備えた日本女性に贈られ、若く可能性ある女性に様々な経験と成長の機会を提供し育てるコンテストであり、現在では「学び・成長あるコンテスト」と称されている。
祖父の代よりこのコンテストを継承し、兄と共にコンテストの運営・営業・企画、ミス日本達のマネージャー業務、また、日本のダイエットのはしりと呼ばれる「和田式ダイエット法」(=ミス日本式)を継承し、健康なからだ作りを指導。
2017年1月23日にはレシピ本「ミス日本の美人食」(小学館)を発売。